「ばけばけ」熊本ゆかりの地を歩く:旧居・五高・街歩きモデルコース

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「ばけばけ」熊本ゆかりの地を歩く

「ばけばけ」の熊本編のキャスト発表を見て、「熊本が舞台になるなら、旅先としても面白そう」と感じた方は多いはずです。とはいえ、いきなり“ゆかりの地”と言われても、ロケ地なのか、物語の設定の元ネタなのか、モデルになった人物の足跡なのかで、旅の組み立て方は変わります。
熊本は、城下町の王道観光に加えて、明治の“学び”や“文学”をたどる散策もできる街です。旧居や記念館のような室内スポットを押さえておくと、天気に左右されにくいのも嬉しいところ。
ここでは、熊本市内で無理なく回れる場所を中心に、外さない2大スポットと、半日〜1日での回り方をまとめます。

目次

熊本編の発表内容と、旅目線での注目点

熊本編は、物語の舞台が松江から熊本へ移り、新たな出会いが描かれる章として紹介されています。旅として考えるなら、「どんな場所が登場しそうか」をつかむのが最初の一歩です。

第20週(2月16日)から熊本編、登場人物の整理

報道では、第20週(2月16日)から熊本編に入り、熊本でトキとヘブンが出会う人々として新キャストが発表されています。
蓮佛美沙子さん、夏目透羽さん、芋生悠さん、夙川アトムさん、橋本淳さんが熊本編から登場し、それぞれ英語教師の同僚や、松野家の女中、熊本の商売人などの役どころだとされています。

“熊本第五高等中学校の英語教師”が示す旅のヒント

新キャストの役柄には「熊本第五高等中学校の英語教師」という設定も出てきます。ここが旅目線では重要です。
熊本には、旧制学校(かつての高等教育機関)に関する史料や建物が残っており、明治の“英語教師”“学び舎”という切り口で、街歩きのテーマが作りやすくなります。

“ゆかりの地”を探す3つの考え方

“ゆかりの地”は、ひとつの正解に絞るより、目的に合わせて分けて考えるほうが旅が楽になります。ここでは、迷いにくい3パターンに整理します。

舞台設定/モデル/ロケ地は同じとは限らない

  • 舞台設定の手がかり:作中に出る地名・学校名・職業などから、現実の史跡や街並みを連想して回る
  • モデルの足跡:人物像のモデルとされる実在人物の暮らし・仕事・人間関係をたどる
  • ロケ地:撮影で使われた場所を訪ねる(公表されていない場合もあります)

撮影場所が公表されるかどうかに関係なく楽しみたいなら、「物語の舞台を想像できる手がかり」と「モデルになった人物の足跡」を軸に回ると、行き先が決めやすくなります。

熊本は「英語教師の時代」で組み立てやすい

夫・ヘブンが英語教師である点は、熊本での“教育”や“異文化交流”を想起させます。熊本には、外国人教師が暮らした旧居や、学びの歴史を伝える記念館があり、点と点を結びやすいのが強みです。
次から紹介する2つの場所を押さえておくと、「熊本らしい朝ドラ旅」のベースができるでしょう。

小泉八雲熊本旧居で感じる明治の暮らし

まず外せないのが、熊本市内にある「小泉八雲熊本旧居」(Googleマップ)です。文学や歴史が好きな方なら、名前を聞いたことがあるかもしれません。

見どころは“暮らしのサイズ感”にある

旧居の面白さは、作品の知識がなくても体感できます。
明治時代の家は、写真だけだと立派に見えることがあります。ですが実際に中を歩くと、部屋どうしが近くて行き来しやすかったり、庭がすぐそばに感じられたりして、今の家とは“暮らしの感覚”が違うのが分かります。畳の部屋や障子、やわらかい光の入り方なども、ゆっくり見ていると「なるほど」と思うポイントが増えていきます。

行き方と所要時間の目安

市内中心部から動きやすい立地なので、城下町観光に組み込みやすいのも魅力です。
見学は、建物の鑑賞に加えて周辺の散策も含めると、滞在は45分〜1時間ほどを目安にすると余裕があります。時間に余裕があれば、カフェ休憩を挟んで“街歩きのテンポ”を整えるのもおすすめです。

熊本大学五高記念館で学び舎の空気に触れる

次の核になるのが「熊本大学五高記念館」(Googleマップ)です。熊本編のキーワードに出てくる“英語教師”“学校”と相性がよく、雨の日にも組み込みやすいスポットです。

赤レンガの建物と展示の楽しみ方

五高記念館の良さは、建物そのものが“明治の学びの空気”を伝えてくれるところです。赤レンガの外観は写真映えもしますが、館内では当時の教育や学生生活がイメージしやすいと思います。
歴史に詳しくなくても、「ここで学んでいた人がいた」という実感が得られると、見え方が一段変わります。

旧居と組み合わせる回り方

旧居と五高は、どちらも熊本市内で回れるため、“文学の暮らし”→“学び舎”の順にすると流れがきれいです。
午前に旧居、午後に五高、という組み方にしておくと、移動で疲れにくく、途中で休憩も入れやすくなります。

熊本の街歩きで寄り道したい文学・歴史スポット

核になる2カ所を回ったら、あとは体力や時間に合わせて、気になる場所を1〜2カ所足すだけでも十分楽しめます。次は、体力に自信のない方でも無理なく立ち寄りやすいスポットを挙げます。

夏目漱石ゆかりの旧居

明治の文学散歩をもう少し広げたいなら、夏目漱石ゆかりの旧居(夏目漱石内坪井旧居)が候補になります。
同じ“英語・教育・近代”の文脈でつながるので、「朝ドラきっかけの旅」でも浮きません。短時間でも回りやすく、予定に合わせて入れ替えできるのも良い点です。

王道の城下町散策も“朝ドラ旅”と相性がいい

熊本は、王道の観光も強い街です。
旧居や記念館のような“静かな室内”を挟みつつ、城下町の散策を組み合わせると、旅の気分転換になります。歩く時間が増えるぶん、無理をしないペース配分が大切です。
夕方は、路面電車が走る中心街に戻って、食事や買い物で締めると満足度が上がります。

市内中心部で組む半日〜1日のモデルコース

旅の計画は、完璧を目指すほど疲れやすくなります。ここでは“迷わない骨組み”として、半日と1日の2パターンを用意します。

半日コース(市電+徒歩中心)

  • 午前:小泉八雲熊本旧居(見学+周辺散策)
  • 昼:中心街で昼食(徒歩で移動できる範囲)
  • 午後:城下町の散策(買い物・カフェ休憩)

短い滞在でも“熊本らしさ”を感じやすいのがこの形です。移動を増やしすぎないので、体力に自信がない日にも向きます。

1日コース(五高まで足を伸ばす)

  • 午前:小泉八雲熊本旧居
  • 昼:中心街で昼食(移動前にしっかり休む)
  • 午後:熊本大学五高記念館
  • 夕方:中心街に戻って夕食・土産探し

時間がある日は、午後の記念館が“旅の芯”になります。館内の見学は思ったより集中力を使うので、出発前に飲み物を用意しておくと安心です。

旅の準備で迷わないチェックポイント

最後に、実際の旅行者がつまずきやすいポイントをまとめます。ここを押さえるだけで、現地での迷いが減ります。

宿泊エリアの選び方(駅周辺/中心街)

  • 熊本駅周辺:新幹線やJR移動が中心の人に向く。荷物の出し入れが楽
  • 中心街(市電で動きやすいエリア):街歩きメインの人に向く。飲食店や買い物が便利

熊本は、熊本駅周辺=中心街、ではなく、中心街は

  • 通町筋(とおりちょうすじ)周辺(鶴屋百貨店あたり)
  • 桜町周辺(SAKURA MACHI Kumamoto/桜町バスターミナルあたり
  • その間をつなぐ 上通アーケード・下通アーケード・新市街(サンロード新市街)

辺りとなります。この辺りは熊本駅からは少々離れています(熊本駅から2.5kmほど)。

まずは、泊まりたいエリアのホテルを旅行予約サイトで眺め、口コミで「夜の静かさ」「移動のしやすさ」を確認しておくと失敗しにくいです。

移動・チケット・休館日の確認

旧居や記念館のような施設は、開館時間や休館日が決まっています
「行ける前提」で組んでしまうと、当日に予定が崩れやすいので、旅程を作る段階で公式情報の確認を入れておくのがおすすめです。市電・バス中心で回すなら、歩く距離も合わせて見積もっておくと安心です。

予習に向く本・映像・地図のそろえ方

旅の満足度を上げるコツは、“現地で初めて知る”を減らしすぎないことです。
たとえば、関連する本を1冊だけ読んでおく、見逃し配信や総集編が見られるサービスがあれば軽く振り返っておく、地図アプリに行きたい場所を保存しておく。これだけで、現地での時間の使い方が上手くなります。
紙のガイドブックが読みやすい方は、旅行前に1冊手元に置いておくと、スマホの電池を節約できて便利です。

よくある質問(Q&A)

ロケ地巡りとしても楽しめますか?

撮影場所が公表されるケースもありますが、必ずしも詳細が出るとは限りません。ロケ地にこだわりすぎず、舞台設定や時代背景に合う場所を回ると、情報の増減に左右されにくく楽しめます。

熊本市内だけでいいですか?

旧居と記念館を軸にするなら、市内中心部で十分に組めます。半日〜1日で形になるので、日程が短い旅でも成立しやすいです。
また、熊本グルメも市内中心部で食べられるものが多く、個人的には日程が短いほど便利だと思います。

一人旅でも浮きませんか?

文学館や記念館は一人でじっくり見る人も多く、むしろ相性が良いジャンルです。休憩の入れ方を先に決めておくと、気持ちよく歩けます。

雨の日でも楽しめますか?

旧居や記念館は室内見学が中心なので、雨の日の“軸”になってくれます。外を歩く時間を短めにして、カフェや買い物と組み合わせると快適です。

まとめ

まずは小泉八雲熊本旧居と熊本大学五高記念館の2つを押さえ、余裕があれば文学散歩や城下町の散策を足す。半日でも1日でも形になるので、日程や体力に合わせて調整しやすい旅になります。
旅の前に、休館日と移動の目安だけ確認しておくと、現地での迷いがぐっと減ります。

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