日本で味わう世界の味!外国人おススメの「母国飯」 イット!【しらべてみたら】 20131206

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イット!」の特集「しらべてみたら」から、今回は「外国人おススメ!日本で食べられる母国飯」に焦点を当ててみました。

日本国内にある本格的な外国料理店を訪れ、世界各国からの視点で見る日本の食文化とその魅力に迫ります。

外国人おススメ!日本で食べられる母国飯【しらべてみたら】

目次

日本で味わう、世界各国の母国メシ

日本に住む外国人が推薦する母国の料理は、その多様性と本格性で、日本人の舌をも魅了しています。

ここでは、日本で見つけた外国料理の中でも特におすすめの店をご紹介します。

アメリカからのおすすめ:本格タコスとヘルシーなマクドナルド

在日アメリカ人が絶賛するのは、日本のタコス屋さんです。

「アメリカのものと変わらない、またはこちらの方が美味しい。」と評価する声があります。

健康的な食生活を意識する中で、日本のマクドナルドも「ヘルシーで美味しい」と好評です。

これは、アメリカ本土とは異なる日本独自のメニュー構成や調理法によるものかもしれません。

ベルギー留学生のお気に入り:吉祥寺のベルギーワッフル

ベルギーからの留学生のおすすめは、吉祥寺駅の中にあるベルギーワッフルの店。

日本で本場の味を再現しているこのお店は、「めっちゃおすすめ」とのこと。

インド出身の夫妻が愛するCoCo壱番屋

日本を訪れたインド出身の夫妻が愛してやまないのは、CoCo壱番屋です。

彼らは「日本のカレーはインドのカレーと似ているけど全然違う」とコメントしており、その独特のスパイス使いが気に入っているようです。

「東京と大阪で訪れた」とのことで、その味には特別な感銘を受けていることが伺えます。

池袋で味わえる中華各地の味

東京・池袋で出会った中国出身のタオさんがおすすめするのは「食府書苑」。

一見すると本屋にしか見えない場所ですが、実はその奥には本格的な中華料理のフードコートが広がっています。

こちらでは、陝西省の「ヨウポービャンビャン麺」や広東省の「海老チョファン」、さらに雲南省の「汽鍋鶏」など、多様な地域の料理が楽しめます。

「汽鍋鶏」の料理法は特にユニークで、具材は骨付きの鶏肉や生姜やナツメ、クコの実などの全てカラカラの乾物です。

これを専用の蒸し器で水を一切使わずにじっくり6時間蒸すと、 なんと蒸気と素材の水分で旨みや栄養たっぷりのスープが完成するのです。

初めて味わった日本人女性も、「おいしい!マツタケみたいな味がする。と、大絶賛。

日本人の味覚にも合うグルメのようです。

これらの店舗は、日本に住む外国人にとっての小さな母国であり、訪れる日本人にとっては新たな味との出会いの場となっています。

外国の味を日本で楽しむことができるこれらの店は、グローバルな食文化の橋渡し役としても重要な役割を果たしているといえます。

食府書苑(GoogleMap)

東京赤羽:一軒家のフラメンコ教室

東京の赤羽にある洋風の一軒家。ここは予想に反してフラメンコ教室としての顔を持っています。

ここでは、スペインから来たベニートさんが、長年の経験を活かし情熱的なフラメンコを教えています。

ベニートさんは日本で18年以上この教室を運営し、150人以上の生徒を持ち、オンラインでも230人以上の生徒が彼の指導を受けています。

フラメンコと料理の融合:アルハムブラの体験

ベニートさんがおすすめする西日暮里の「アルハムブラ」は、フラメンコのパフォーマンスとスペイン料理が楽しめる場所です。

この店は1971年に創業され、スペインの宮殿を思わせる重厚な内装が特徴です。

実際に、フラメンコ教室のメンバーもここでパフォーマンスを披露しています。

スペインの味を東京で:アルハムブラの料理

アルハムブラのキッチンを切り盛りするのはオーナーシェフの立花さんです。

彼はスペインの三つ星レストランでの修業経験があり、数々の料理コンテストで賞を獲得しています。

特に彼の作るパエリアは、国際大会で世界2位に輝くほどの評価を受けています。

また、店で提供されるスペインオムレツや牛ミノのマドリード風煮込みも非常に人気があります。

特に牛ミノはベニートさんにとって思い出深い料理で、彼の家族や友人にも愛されてきた一品です。

このように、東京赤羽の「アルハムブラ」では、本格的なスペイン料理とともに、フラメンコの魅力に浸ることができます。

文化と料理が融合したこの場所は、訪れる人々に特別なひと時を提供しています。

アルハムブラ公式HP:http://alhambra.co.jp/
アルハムブラ(GoogleMap)

埼玉県で出会うイギリスの味―スチュワートさんの料理教室

埼玉県の静かな住宅街にある一軒家では、イギリス料理の教室が開かれています。

その主宰者であるスチュワートさんはイギリス出身で、自国の伝統的な料理や地元の味を日本で広めることに情熱を注いでいます。

彼は特に、イギリス料理がフィッシュアンドチップスやアフタヌーンティーに限定されて認識されている現状に不満を感じており、もっと多様な料理の魅力を伝えたいと考えています。

英国カントリー料理教室スチュワート&テツ

西荻窪「ザ・ホール・イン・ザ・ウォール」で味わう本格イギリス料理

スチュワートさんのお気に入りのスポットである「ザ・ホール・イン・ザ・ウォール」は西荻窪にあります。

この店内はイギリスのパブを思わせるような、家庭的で温かみのある雰囲気が特徴です。

ここでは、イギリス出身の客も多く訪れ、故郷の味を楽しんでいます。

スチュワートさんおすすめ!コーニッシュパスティーの魅力

スチュワートさんが特に推薦するのは、コーニッシュパスティーとして知られるミートパイです。

この料理には牛肉と様々な野菜が豊富に使われており、イギリスでは夕食時の定番料理として親しまれています。

パイの生地は軽くサクサクしており、肉と野菜の旨味がぎゅっと詰まった味わいは、本場イギリス出身のスチュワートさんに「完璧」と言わしめるほど。

日本で出会うイギリスの家庭の味

初めてこのミートパイを体験した日本人の客は、素材の味がしっかりと感じられるその深い味わいに驚き、満足感していました。

こちらのお店でイギリス料理料理を味わったお客さんの中には、実際にイギリスを訪れたくなった、との声も。

また、スチュワートさんは、このパイがイギリスの家庭でどれほど一般的であるかを説明しつつ、自らの家庭での料理体験について軽く触れて笑いも誘っていました。

このように、スチュワートさんの料理教室と彼が推薦するレストランは、日本にいながらにして本格的なイギリス料理を体験できる貴重な場所と言えるでしょう。

The Hole In The Wall(GoogleMap)

ブラジルの味を吉祥寺で―シメイアさんが選ぶ「アウボラーダ」

東京・吉祥寺には、日本に来て28年のブラジル出身のシメイアさんが愛するブラジル料理の隠れ家「アウボラーダ」があります。

彼女がこの店を特におすすめする理由もまた、本場の味を忠実に再現しているからです。

店は駅から徒歩5分とアクセスも良好で、ブラジルの家庭料理が恋しくなったときにはいつもここを訪れるそうです。

黒澤さんの手による本格ブラジル料理

「アウボラーダ」の店主、黒澤さんは日本人ですが、ブラジル訪問時に現地の家庭料理に感動し、帰国後に料理を学びました。

その後、自らの店を開き、本格的なブラジル料理を提供しています。

シメイアさん自身も、「私が作るより美味しい」と評価するほどです。

シメイアさんのお気に入りメニュー

シメイアさんが「アウボラーダ」で頼む定番の飲み物はカイピリーニャです。

このカクテルはサトウキビから作るラム酒のカサーシャ、ライム、砂糖を使い、爽やかでフレッシュな味わいが特徴です。

食事には、彼女の学生時代の思い出深い「コシーニャ」をよく注文します。

これは鶏肉を衣で包み、カリカリに揚げたブラジル版コロッケです。

プロが認めるアウボラーダの味

シメイアさんの友人であり、シュラスコ専門店「バルバッコア」で20年以上のキャリアを持つセルジオさんも、プライベートで「アウボラーダ」を訪れるほど。

シュラスコ専門店「バルバッコア」公式HP

彼は特に店の「フェイジョアーダ」を絶賛しています。

この料理は黒豆と牛肉、ベーコン、ソーセージを使い、じっくりと煮込んだもので、その味は彼を含めた多くの人々に愛されています。

このように、「アウボラーダ」ではシメイアさんをはじめ、多くのブラジル出身者や日本人にブラジルの家庭の味を提供しており、訪れる人々に愛され続けています。

アウボラーダ公式HP:http://www.alvorada.jp/
アウボラーダ(GoogleMap)

まとめ

これらの訪問を通じて、日本に住む外国人が推薦する母国の料理が、どのように日本で受け入れられ、愛されているかがわかりました。

外国料理店は食事だけでなく、文化的な交流の場としても機能しています。

このように、日本には、世界中の美味しい料理を楽しむ場所がいたるところに点在しています。

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