経験者が語る!信頼できる業者の見分け方! 身近で起こる住宅トラブルの実態と対策! イット!【しらべてみたら】 20240805

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屋根

住宅トラブルは突然に私たちの生活に影響を及ぼすことがありますが、それが目に見えて現れるまで気づかないことも少なくありません。

この記事では、テレビ番組「イット!」の特集【しらべてみたら】で取り上げられた「気づかない内に被害が拡大!身近な住宅トラブル」というテーマを深掘りし、実際のケースを通じて私たちが学べる対策を解説します。

気づかない内に被害が拡大!身近な住宅トラブル【しらべてみたら】

目次

東京福生市の事例:築25年の家で発見された雨漏りの実態

訪問先と住人の概要

東京都福生市にある築25年の一軒家を訪れた際、40代の女性住人が住宅補修のために業者を自宅に招いていました。

リビングのエアコンの横に大きなバケツが置かれており、天井が少し剥がれて雨漏りしている状態でした。

また、その部屋の別な天井部分には雨漏り対策のポリ袋がぶら下がっています。

さらにキッチンの戸棚には、雨漏り対策の桶やバケツが。

なんと1階の合計3か所から雨漏りしているとのこと。

長期間にわたる雨漏りの対処

天井

この家では、雨の日には常に雨漏りが起きており、この問題が発生してから既に10年が経過していました。

過去には父が雨漏り対策として大きなポリ袋を天井にぶら下げるなどの応急処置を施していましたが、本格的な修理は行われていませんでした。

この遅れは、費用の問題や信用できる業者が見つからなかったためです。

修理の決断と業者の選定

依頼主は、住宅の被害が深刻化することを懸念し、今回はインターネットで業者を慎重に選んで依頼することにしました。

木造のため、依頼主は天井の腐食も気になりましたが、業者曰く、「雨漏りの原因を突き止めて修理をすれば、それ以上天井が傷むことはない、まずは雨漏り箇所の修理をすることが大事」とのこと。

業者は家の外側を調査し、脚立を使用して外壁のひび割れや疑わしい箇所をくまなくチェックしました。

原因究明と修理作業

調査の結果、2階のバルコニーで、屋根に接する壁の部分に穴が開いていることが発見されました。

また、2階バルコニーの手すりの下の防水塗装がはがれたすき間のような亀裂があった場所も原因の一つであることが判明しました。

そして、2階バルコニーの排水溝のパイプが逆勾配になっていたため、うまく排水が出来ず、行き場の失った雨水が1階に染み出しており、これも原因の一つでした。

業者は、これらのすべての雨漏りの原因か所を全て修理しました。

修理結果と依頼者の反応

点検

修理後、テストとして水をかけたところ、以前は雨漏りしていた穴から水が漏れることはなく、問題が解決されました。

修理により、家の劣化を防ぐことができ、依頼者は「一安心ですかね。家の劣化がなくなるのが良かったのかな。」と安堵の声を上げました。

修理費用は合計で53万円となり、高額であるものの、住宅の安全を確保するためには必要な投資であったと言えます。

この事例から、住宅の小さな問題も放置しておくと大きなトラブルに発展する可能性があること、そして、定期的な点検と早めの修理がいかに重要かが理解できます。

自然現象だけではない!生物による意外な住宅トラブルの実態

住宅トラブルの原因としてよく考えられるのは、自然災害や建築ミスなどですが、実は動物たちが引き起こす問題も無視できません。

ここでは、生物によって引き起こされる住宅トラブルの一例を茨城県境町での事例を通じて紹介します。

茨城県境町のケース:原因はアライグマ?

アライグマ

茨城県境町に住むある家族は、雨が降っていないにも関わらず、家の中で雨漏りのような液体が滴るという問題に悩まされていました。

この液体は匂いを嗅ぐと動物の尿に似ており、家族は何が原因か分からず困惑していました。

調査の結果、この謎の液体の原因は家の中に潜んでいたアライグマでした。

実は、屋根裏で生後2〜3週間のアライグマが生まれ、合計で4匹もいたのです。

これが家族にとって予想外の住宅トラブルの原因となっていたのです。

マンションでのハトによるトラブル

都市部では、マンションのベランダが野鳥にとって魅力的な巣作り場所となることがあります。

特にハトは、人間の生活圏内で巣を作ることが多く、その結果として住宅トラブルを引き起こすことがあります。

例えば、ハトがマンションのベランダに巣を作ると、そこで過ごすハトのフンが乾燥し、粉塵として空中に舞い上がります。

この粉塵が住人の気管支や肺に入ると、健康問題を引き起こす可能性があります。

これが気管支炎や肺炎など、重大な健康被害を引き起こすリスクが指摘されています。

このように、都市部、地方を問わず、動物による住宅トラブルも少なくないのです。

上記のアライグマやハトのトラブルなどの事例は、私たちに住環境を注意深く観察し、適切な対策を講じることの重要性を教えてくれます。

千葉県:築50年家屋のシロアリ被害事例

軒下

老朽化した実家で発見された深刻な問題

千葉県南房総市に位置する築50年を超える家屋で、ここに住む70代の男性が直面した問題は、一見すると単なる住宅の老朽化のように見えました。

しかし、男性がふすまの敷居が陥没しているのを発見したことから、問題の深刻さが明らかになりました。

この家は男性の実家であり、母親の死後1年間空き家状態であったため、被害は見過ごされがちでした。

シロアリ被害の発見とその範囲

男性が業者を呼んで床下を調査したところ、シロアリの存在が確認されました。

問題の敷居の真下で発見された白い小さな粒がシロアリのものであることが判明し、床板を支える部分がボロボロになっている様子も確認されました。

更に仏間の下でもシロアリの痕跡があり、木製の家具や思い出の品々もシロアリによって食害されていたことが確認されました。

目に見えないところでシロアリの被害は確実に進行していくのです。

シロアリ駆除と今後の対策

依頼された業者は、シロアリ駆除のため、被害のある柱には穴を開けて薬剤を注入しました。

この処置により、約5年間シロアリからの保護が期待されます。

しかし、内部がスカスカになっているために、一部で薬剤が流れ出してしまう問題も発生しました。

これにより、被害の大きかった場所では将来的に大掛かりな修理が必要になることが予測されています。

予防策としての定期的な点検の重要性

女性

シロアリ被害の予防策としては、定期的な掃除と検査が効果的です。

シロアリ被害は外からは目立った症状が現れにくいため、専門家による年1回の確認が推奨されます。

このように定期的に状態をチェックすることで、シロアリ被害を未然に防ぐことが可能です。

この事例からわかるように、特に古い家屋では見た目だけでは判断できない問題が潜んでいることがあります。

早期発見と適切な対策が、大きな被害を防ぐ鍵となります。

筆者の経験談:水道工事の場合

筆者の自宅は古い一軒家ですが、隣家の土地の地下を通した水道管を長年使用していました。

隣家から、水道管も老朽化しており、いつ破裂するかもわからないので、この機に自分の土地に直接水道管を通してほしいと言われました。

やはりこの手の工事は費用もかかるし、業界のうわさも聞いていたので、業者を決めるのも不安でした。

結局、いろいろあって知り合いの業者に依頼することになりましたが、後日、他の業者から、「もっと安くできたはず」と言われてしまいました。

ここでは、リフォーム関連の業者を決めかねている方に、筆者がわかる範囲で、決める際のポイントをご紹介します。

他にもチェックするポイントはあるかと思いますのでご注意ください。

また、異なる意見もあるとは思いますので、あくまで参考程度にお聞きいただければと思います。

工事に関して可能な限り知識を得る
近年はネットで非常に細かい情報が載っています。
まさに、良心的な業者を選ぶ方法もあるので、ネットの情報やYoutubeなどを観てみることをお勧めします。
全く知識ゼロの状態で業者に一任するのは絶対に避けましょう。

ネットの口コミを参考にする
具体的な企業名が挙がっていることも少ないかもしれませんが、まずはネットに業者の口コミが載っていないかを確認するのは大切です。

大手業者を検討する
大手企業は評判を落とすことで一気に信用を失い、それによるダメージも大きいため、対応に非常にシビアであると考えられます。
確かに大手企業での住宅トラブルもありますが、間違いなくクチコミを気にしているはずです。

市町村指定の業者を検討する
水道工事では、市町村指定の業者がホームページに載っています。
そこから候補を選ぶのも方法の一つでしょう。
問題があれば市町村が窓口になってクレームを受けることになるため、これも選定にシビアであると考えられます。

複数の業者から見積もりする
ある程度選定がすすんだら、やはり見積もりを取ることが大切です。
安く抑える場合は見積無料である方がいいと思いますが、これについては筆者は経験がないため、有料だからだめ、とは言い切れません。

ネットに通じていることを伝える
現在はSNSであっという間に情報が広がってしまいます。
クチコミが大切で怖いのは大手、個人も同じ。
自分はSNSに通じているのでぜひ宣伝させてください!と言えば、心情的に良心的な対応をとっていただけるかと思います。
もしそれで気分を害すような業者であれば、別の業者を選べばよいでしょう。

まとめ

女性

住宅トラブルは、しばしば見過ごされがちですが、放置することでより大きな被害につながりかねません。

今回のテレビ番組「イット!」特集【しらべてみたら】では、そうしたトラブルの具体的な例を通じて、私たちに日常の点検の重要性を教えています。

住宅の安全を守るためにも、定期的なチェックと早めの対応を心がけましょう。

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