北関東の隠れた名店！地元で愛されるローカルチェーン大特集　イット！【しらべてみたら】　20240806

今回の記事は、テレビ番組「イット！」の特集【しらべてみたら】に基づいています。

北関東を訪れると、都心では見かけないローカルチェーン店が目につきます。

番組では、この地域独特の飲食店がどれほど地元民に愛されているかを知るために、群馬県、栃木県、茨城県の住民106人にその意見を聞きました。

今回は、群馬県、栃木県、茨城県に点在するローカルな飲食チェーンがどのように地元民から愛されているか、その秘密に迫ります。

これらの店舗は都市部ではなかなか見かけない、地元でしか味わえない独特のメニューとサービスで人々の心を掴んでいます。

北関東では常識？超人気ローカルチェーン【しらべてみたら】

北関東のグルメチェーン：群馬県の「登利平」

群馬県前橋市に本店を構える「登利平」は、昭和28年から続く老舗の鶏めしチェーンです。

現在、県内に31店舗を展開し、その人気は衰えることを知りません。

訪れる多くの群馬県民が、「幼少期から親しんだ店」と口を揃えます。

登利平の看板メニュー

店内は常に満席で、特に唐揚げ定食（1150円）は訪れた人々に愛されています。

使用される国産ひな鳥の肉質は柔らかく、生姜ベースのさっぱりした味わいが特徴です。

また、ジューシーな肉汁とパリッとした皮の食感は子供から大人まで夢中にさせます。

「上州御用鶏めし松重」（950円）もまた、地元民には外せないメニューです。

あっさりしたムネ肉とコクのあるモモ肉を組み合わせたこのお重は、新潟から来た訪問者にも「しっとりしてて美味しい」と好評でした。

この料理のおいしさの秘密は、先代から受け継がれる甘辛の秘伝のタレにあるそうです。

地元イベントでの定番：登利平の弁当

地元の運動会やイベントでは、登利平の「松弁当」や「竹弁当」が欠かせません。

「松よりも竹」というファンもいるほど人気の「竹弁当」（780円）は、秘伝のタレを絡めたムネ肉の薄切りが特徴で、その柔らかくしっとりした食感は「パサついてるムネ肉のイメージを覆す美味しさ」とのこと。

地元民の間では、登利平のお弁当は子供の頃からの楽しみであり、その味は多くの人々に親しまれ、愛され続けています。

栃木県：フライングガーデンの「爆弾ハンバーグ」

爆弾ハンバーグの舞台、フライングガーデン

栃木県をはじめとする北関東に56店舗を展開する「フライングガーデン」は、地元住民に深く愛されています。

取材中、17人の栃木県民が絶賛していた同チェーンの看板メニュー「爆弾ハンバーグ」には、地元の人々だけでなく、遠方から訪れる客も多数いるほどです。

土曜日のランチタイムには、その人気ぶりを物語るように入店待ちの行列ができるほどです。

誰もが夢中になる爆弾ハンバーグ

フライングガーデンの主力メニューである爆弾ハンバーグは、オーストラリアやニュージーランド産の牛肉を使用しています。

このハンバーグは、複数の牛肉部位をブレンドし、粗引きにすることでステーキのような食感を実現しています。

さらに、様々なスパイスを加えることで、深みと香り豊かな味わいが生まれます。

店内では、試験をクリアしたマイスター資格を持つスタッフが、顧客の目の前でハンバーグを切り開き、絶妙な焼き加減を完成させます。

このパフォーマンスは、お店の大きな魅力の一つにもなっています。

爆弾ハンバーグの命名秘話

「爆弾ハンバーグ」という名前は、その調理過程で見せる肉汁が爆発的に弾ける様子から来ています。

この劇的な見た目と、口の中で感じるジューシーな肉汁の組み合わせが、多くのリピーターを生み出しています。

実際、その味は「すごく肉感がしっかりしていて美味しい」と、初めて食べた人からも高く評価されています。

フライングガーデンの「爆弾ハンバーグ」は、栃木県のみならず、広く北関東全域で愛されるグルメの象徴となっています。

その独特な名前と確かな味が、訪れるすべての人々に驚きと満足を提供し続けているのです。

茨城：イベントにも活躍するばんどう太郎の魅力

茨城県を代表するローカルチェーン「ばんどう太郎」は、地元の人々に愛される家庭的な飲食店です。

茨城県民36人中16人がこのチェーンを推薦しており、千葉や埼玉を含む周辺地域にも合計46店舗を展開。

特に日曜のお昼時には、多くの家族連れが行列を作るほどです。

話題のメニュー：鴨汁そばと中カツ丼

ばんどう太郎では、スチームでしっとりと蒸した鴨肉を使用した「鴨汁そば」（1573円）が人気で、熱い季節にぴったりのさっぱりとした味わいが特徴です。

また、カツオベースのつゆで煮込んだ、柔らかいトンカツと濃厚な卵の味が好評のかつ丼もファンが多く、お蕎麦と共に提供される、「中カツ丼セット」（1529円）は、訪れる客に喜ばれています。

坂東みそ煮込みうどんの秘密

店の看板メニューである「坂東みそ煮込みうどん」（1573円）は、特別な八丁味噌と自社製のオリジナル味噌をブレンドしています。

このうどんは、鶏つくねや12種類の野菜とともに煮込まれ、そのまろやかな味わいと豊富な具材が特徴です。

さらに夏季には「激辛味噌煮込みうどん」（1639円）も人気で、辛さと美味しさが融合した一品となっています。

世界一のサービスを目指す店

「ばんどう太郎」は、その行き届いた接客で知られています。

店舗のスローガン「世界一のサービスへの挑戦」が示す通り、訪れる客一人一人に心を込めた接客を行っています。

特に、閉店時に最後のお客さんを全従業員が店外まで見送るサービスは、多くの客に驚きと感動を与えています。

店の女将さんは、地元のパートから昇進し、ホールの責任者として活躍中。

その献身的なサービスが、多くのリピーターを生んでいます。

ばんどう太郎は、地元でのお食い初めや法要、顔合わせなど、家族の大切なイベントで頻繁に利用されることが多いです。

これらのサービスが組み合わさって、地元の人々にとってかけがえのない場所となっています。

まとめ

北関東のローカルチェーン店は、地元の文化やコミュニティに欠かせない存在です。

各店舗が地元の人々に愛される理由は、その独特の味だけでなく、心温まる接客と地域に密着した活動にもあります。

これらの店舗は、訪れるすべての人に満足のいく時間を提供し、県外の訪問者にも感動を与え、地元の魅力を伝える重要な役割を果たしています。