テレビ番組「イット!」の特集【しらべてみたら】から「何で並んでるの?街で見かける気になる行列」をご紹介します。
特集では、街中で見かける謎の行列の先にある人気のグルメを調査し、その魅力を掘り下げています。
この記事では、特集で紹介された行列の秘密と、その先にある絶品グルメをご紹介します。
神奈川県鎌倉市の限定朝定食の魅力:「ヨリドコロ KAMAKURA」
朝6時半から並ぶ!稲村ヶ崎の行列の正体とは?
稲村ヶ崎駅から徒歩3分ほどの住宅街に、朝6時半から10人以上の人が並んでいます。
行列の先には看板もなく、ガラスの奥の様子は見えません。
しかし、午前7時頃になるとスタッフが「席だけご案内させていただきます」と声をかけ、並んでいた人々が続々と店内に案内され、あっという間に満席に。
そんな行列の先にあるのが、地元相模湾で採れるさばやあじの干物を使った限定の朝定食が食べられるお店「ヨリドコロ KAMAKURA」です。
ヨリドコロ – KAMAKURA – | 鎌倉の日常を旅する
カフェ ヨリドコロ(GoogleMap)
地元相模湾の新鮮な干物が味わえる朝定食
この行列の目的は、午前9時までの限定で提供される朝定食。
人気の「さば干物定食」(1,000円)は、外はカリッと、中はふっくらと焼き上げられた干物が魅力。
脂がたっぷりのって旨味が凝縮されており、「あじ干物定食」(1,000円)も同じく人気です。
栃木県から来た20代の男性は、この朝食を楽しむために朝3時に出発。
「箸を入れた瞬間にジュワーッと脂が出て、こんなにあじが甘くなるなんてすごい」と、その味に感動していました。
また、都内から友人と訪れた10代の女性は「身がふわふわしていて、臭みがなく、しっかり脂がのっていて美味しい」と絶賛しています。
あじもさばも両方楽しめるASA定食
「どちらも食べたい!」という人には、あじとさばの両方が楽しめる「ASA定食」(1,280円)もあります。
食事中は、目の前を通過する江ノ電を眺めながら楽しむことができ、特にテラス席ではこの大迫力を間近で堪能できます。
「窓いっぱいに江ノ電が見えていい」というお客さんの声もあり、食事と一緒に風景も楽しめるスポットです。
新感覚の卵かけご飯が人気!こだわり卵の魅力
この朝定食には、ほとんどの人が追加で頼む人気のトッピング「こだわり卵」があります。
プラス220円で提供されるこの卵は、厳選された濃厚で甘みのある平飼い卵を使用。お客さんは白身だけを10分ほどかき混ぜてふわふわのメレンゲにし、これをご飯にかけて黄身を乗せるという新感覚の卵かけご飯が楽しめます。
「メレンゲがふわふわして美味しく、ご飯と黄身がしっかり絡まる」という声も多く、この卵かけご飯を求めて遠方から訪れる人も少なくありません。
例えば、長野県からやって来たお客さんや、関西から訪れた人々もおり、「せっかく来たからにはこれを食べて帰らないと、何年も食べられないかもしれない」との思いから行列に加わっています。
行列を管理するための工夫
人気が高まり、早朝から行列ができるようになったため、開店後はスタッフが受付を行い、順番が来ると電話で呼び出すシステムが導入されています。
これにより、スムーズにお客さんが案内され、並ぶ時間を短縮できる工夫がされています。
このように、稲村ヶ崎で見かける行列の先には、ここでしか味わえない特別な朝定食が待っています。
並ぶ価値があると多くの人が感じる、特別なひとときをぜひ体験してみてください。
横浜中華街の隠れた名店:台湾南部のちまき専門店「ちまき屋」
横浜中華街といえば多くの観光客が訪れるグルメスポットとして有名ですが、そんな中でも特に目を引くのが大行列。
その行列の先にある隠れた名店、「ちまき屋」をご紹介します。
ここでは、裏路地にひっそりと佇むこのお店と、そこで提供される本格的な台湾南部のちまきの魅力について詳しく掘り下げます。
中華街の裏路地に現れる行列の正体
中華街の大通りを外れ、人通りが少なくなった裏路地に進むと、そこには細い路地に並ぶ行列が見えます。
行列の先には倉庫のような建物があり、赤い郵便ポストと小窓が目立つのみ。
多くの人が並んでいるものの、何を待っているのか一見わかりません。
しかし、行列の人々が持っている袋の中には、緑色のちまきが入っていました。
行列の目的地は、台湾南部のちまきを専門に扱う「ちまき屋」。
ネット注文では3ヶ月待ちで、店頭でも1人1個までの限定販売ということで、ますます人々の興味を引いています。
手作りの本格的な台湾南部のちまき
「ちまき屋」では、全てのちまきを手作りしています。
笹の葉を器のように丸め、その中にもち米、柔らかく煮た角煮、椎茸、エビ、ピーナッツなどの具材がたっぷり詰め込まれています。
それにもち米をさらに加え、形を整えて紐で結んだ後、沸騰したお湯で茹でて仕上げます。
1つのちまきの重さはおよそ220グラムで、価格は1個700円です。
茹でて作る台湾南部のちまきの特徴
一般的な中華ちまきは蒸して作られますが、台湾南部のちまきは茹でて作られるのが特徴です。
この調理方法により、ふんわりと滑らかな食感が生まれます。
初めてこのちまきを食べたという女性は「優しい噛み心地で、なめらか。お肉の旨味もしっかりと感じられ、優しい味」とその魅力を語っています。
台湾出身の母親から受け継いだ伝統の味
「ちまき屋」のちまきは、台湾出身の母親の味を受け継いでいます。
店主の小林さんは、母親が営んでいた小料理店で出されていたちまきを再現するために弟子入りし、その味を守り続けています。
しかし、1個のちまきを作るのにもかなりの手間がかかるため、小林さんが1日に作れるのはわずか50個ほどです。
このため、ネット販売では3ヶ月待ち、店頭販売でもごく少数のちまきしか提供できません。
競争激しい中華街の中で
「ちまき屋」は中華街の裏路地、地図がないと迷ってしまうような場所にあります。
なぜこのような奥まった場所に店を構えたのかというと、中華街の競争が非常に激しく、他に適した場所がなかったためです。
店主の小林さんは「ここしかやれる場所がなくて、最後やってみようって。ダメならもう諦めもつく」と語り、元気な限り1個でも多くのちまきを作って提供していきたいと意気込んでいます。
中華街の隠れた名店「ちまき屋」の台湾南部のちまきは、その手間ひまかけた製法と伝統の味わいで、多くの人々を魅了しています。
並んででも食べたいと感じる特別な一品を、ぜひお試しください。
浦和で見かける長い行列の正体は?話題の「うらわ餃子」を徹底解説
JR浦和駅から徒歩15分ほどの国道沿いに、一般の一軒家の前に長蛇の列ができています。
行列には30人以上が並び、その先には「うらわ餃子」を提供する移動販売の車が。
この餃子は月に数回しか購入できないというレアさから、行列が絶えない人気を誇ります。
今回は、その行列の正体「うらわ餃子」の魅力に迫ります。
うらわ餃子の特徴と魅力
うらわ餃子は、企業秘密のタレと国産豚ひき肉、たっぷりのキャベツとニラを使用して作られています。
この具材を食感にこだわったオリジナルの皮で丁寧に包み、蒸し焼きにして仕上げにごま油を垂らすことで、羽付きの香ばしい餃子が完成します。価格は10個860円から。
リピーターからは「もちもちした食感が特徴的」「食べた瞬間に肉汁がぱっと溢れる」と高い評価を受けています。
また、子供が野菜を食べられるように工夫されているため、幼稚園のお弁当にも大人気です。
うらわ餃子誕生の背景
うらわ餃子の誕生のきっかけは、代表の真下さんの息子が野菜嫌いだったことにあります。
餃子なら野菜を多く摂取できることから、真下さんは「こんなに美味しいならやってみよう」と、3年前にうらわ餃子を始めました。
口コミでその美味しさが広まり、一気に行列のできる人気店となりました。
現在では、シソや旨辛など4種類の餃子が提供されており、異なる種類を大量に購入する人も増えています。
例えば、家族でうらわ餃子の大ファンという50代の女性は90個(7,320円)を購入。
また、友人家族と来店していた50代の男性は、なんと170個(16,450円)を購入するほどの人気ぶりです。
なぜ移動販売?うらわ餃子の制作の裏側
うらわ餃子は、固定店舗を持たず移動販売でのみ提供されています。
その理由は、餃子を作っているのが9人のアラフォーママたちだからです。
彼女たちは家事育児の合間に交代で餃子を手作りしており、1日に作れるのは約250個程度。
さらに、全国へのネット販売や地元企業への配達も行っているため、移動販売は月に数回のみと限られています。
固定店舗ではないので、いつでも買えるわけではないため、その希少性から購入できる機会にはストック用として大量に買いだめする人も多いようです。
例えば、「冷凍庫を開けて準備してきた」というお客さんもおり、なかなか手に入らないからこそ、その貴重なチャンスを逃さないようにしています。
今後の展望
現在、うらわ餃子のスタッフは、店舗を持つ夢に向かって頑張っています。
主婦たちが手作りする温かみのある餃子を通じて、多くの人に美味しさを届けたいという強い思いが込められています。
うらわ餃子は、その手作りの美味しさと特別感で、多くの人を魅了しています。
まとめ
今回の「イット!」の特集【しらべてみたら】では、街で見かける気になる行列の先にある魅力的なグルメを紹介しました。
それぞれの場所には、その場でしか味わえない独自の料理があり、多くの人が並ぶ価値を感じています。
行列に並んででも食べたい、そんな特別な一品をぜひ体験してみてください。
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