開店前から行列！埼玉＆東京の人気弁当店完売時間まとめ イット！【しらべてみたら】　20240725

テレビ番組「イット！」の特集【しらべてみたら】では、開店前から行列ができる人気の弁当店にスポットを当てました。

埼玉県と東京都内にある弁当店では、一体何時に商品が完売するのか、その秘密に迫ります。

朝早くから弁当を求める多くの人々の姿と、売り切れるまでのカウントダウンを追いました。

開店前から行列の弁当店！何時に行けば買えるのか？【しらべてみたら】

埼玉県熊谷市の人気のお弁当屋「ちちははの台所」

埼玉県熊谷市にある「ちちははの台所」は、JR籠原駅から徒歩17分の住宅街に位置しています。

4年前にオープンしたこのお弁当屋は、開店前から多くの人々が行列を作るほどの人気を誇ります。

その理由を探るべく、実際にお店の様子を観察しました。

豊富なメニューと手頃な価格が魅力

早朝3時半から始まるお弁当作りには、多種多様なメニューが含まれています。

ちくわの磯辺揚げ、ウインナー、卵焼き、煮物、自然豚のしぐれ煮、えのきのベーコン巻き、鶏肉の照り焼き、

さらに素揚げしたレンコンやトウモロコシのローストを添えた「豚のしぐれ煮のっけ飯といろんなおかず海苔弁H&H」は、780円という価格で提供されています。

また、国産豚を使用した煮込みハンバーグと地元のブランド卵を使った「オムライス・ハンバーグデミグラスソース」弁当も760円で販売されており、800円以下で楽しめる豊富な手作り弁当が日々提供されています。

限定販売と開店前の行列

このお弁当屋では、夫婦二人で1日約90個の限定販売を行っており、開店30分前からは既にお客さんが訪れ始めます。

多くの顧客は早めに来店し、お気に入りの商品を確保しようと行列に加わります。

実際、初めの顧客は5つの商品を購入し、たいへん喜んでいました。

また、6番目に並んだ女性は「ギリギリ買えると思います。」と話しており、普段は10個以上購入することもあるそうです。

速い時間での完売

取材されたこの日、開店からわずか35分で、店内の商品は完売しました。

最初に売り切れたのは「シャケの3色丼」で、これは780円で提供される人気商品です。

14番目の顧客が選んだのは、18時間煮込んだ埼玉県産のブランド豚肩ロースを使った「チャーシュー丼」で、これも780円で提供されています。

買い求めたお客さんからは、「びっくりするぐらいシャケがおいしいです」という声や、「脂身が甘くておいしい」との感想が聞かれました。

一方で、売り切れ後に訪れた顧客は、完売という残念な情報を受け、次回のリベンジを誓う場面もありました。

ちちははの台所 – お弁当・お惣菜 / 熊谷市
ちちははの台所（GoogleMap）

代々木上原の名店「金兵衛」の魅力と人気弁当

東京の渋谷区に位置する「金兵衛」は、代々木上原駅からわずか1分の距離にあります。

この店舗は午前10時を過ぎると、行列ができていることがあります。

芸能人にもファンが多く、その理由は店の主力商品である魚を使ったお弁当にあります。

北海道から直送される魚を使用したお弁当

金兵衛の看板メニューは、北海道小樽から直送される魚を使用した「サバ生姜醤油焼き弁当」で、価格は1026円です。

また、店で最も人気があるのは、1日に30個限定で販売している「銀ダラの西京焼き」です。

このお弁当はふっくらとした食感と、複数の味噌をブレンドした独自の味付けが特徴で、価格は1296円。

この味は「他では食べられない美味しさ」と顧客に高く評価されています。

広いスペースに置かれているこの人気商品の「銀ダラの西京焼き」は、開店直後から次々と売れていき、取材された日は開店からわずか2時間ほどで完売しました。

価格に配慮した商品ラインナップ

店舗では、通常販売している2段弁当（おかずと御飯が別々）だけでなく、よりリーズナブルな1段弁当も用意されています。

これは地元の人々に手軽に楽しんでもらうために始めたサービスで、予算に配慮した顧客にとって魅力的な選択肢です。

この日、一人の顧客が3つのお弁当を購入しようとしましたが、持ち合わせが足りず、予算内で収まる黒い容器の1段弁当に変更する場面もありました。

こちらの顧客は、予算内で購入できたことに安心していました。

金兵衛のお弁当は常連客も多く、特に「銀ダラの西京焼き」のようなお目当ての人気商品が売り切れていたら、「今度は早く来ます！」と再訪を誓う客もいるほど、人々を虜にしています。

魚屋さんのお弁当 金兵衛
金兵衛 代々木上原分店（GoogleMap）

東京北区の名店「蒲田屋」：60年以上の歴史を持つおにぎり専門店

東京の北区に位置する「蒲田屋」は、JR十条駅から商店街を歩いてわずか4分のところにあります。

創業から60年以上経つこのおにぎり専門店は、オープンから閉店まで客が途切れることがないほどの人気を誇ります。

コストパフォーマンスが魅力の40種類のおにぎり

「蒲田屋」では、エビ天ややまごぼう、ごまさけなど40種類以上のおにぎりを一律140円で提供しています。

この驚きの価格設定が、多くのお客さんを引き寄せています。

特にお昼時には、人気のためにどんどん売れていき、「12時でまだ残っている方が不思議」と言われるほどです。

店内の厨房では、野菜天ぷらのおにぎりや特製甘味噌を使ったちりめん野沢菜の焼きおにぎりなど、一つ一つ手作業で異なる具材ごとに握り方を変えています。

この手間を惜しまない作業が、各おにぎりに独特の味わいを加えています。

特定の人気商品：「なすみそ」

店の看板商品である「なすみそ」おにぎりは、特製の甘味噌を大葉に塗り、素揚げしたナスを使用しています。

このおにぎりは、一日に200個以上を売り上げるほどの人気で、お客さんからは「味噌がこのおにぎりとよく合っている」との声が聞かれました。

早朝からの顧客動向と売り切れ情報

開店は朝6時半と早く、すぐにお客さんが訪れ始めます。

家族の朝食用に13個も購入する客や、柔道部の差し入れ、職場のイベント用に大量購入する人もいます。

このような大量購入のため、特に人気の「なすみそ」は、取材された日には午後0時4分にはすでに売り切れてしまいました。

そして、お昼時には残り僅かとなり、午後0時40分には1600個のおにぎりが全て売り切れました。

「蒲田屋」はそのコスパの高さと、手間ひまかけたおにぎりで多くのリピーターを獲得しています。

早起きしてでもその味を楽しみたいと多くの人々が訪れるのは、その品質が保証されている証拠です。

蒲田屋
蒲田屋（GoogleMap）

まとめ

埼玉県と東京都内の人気弁当店を巡ると、共通して見られるのは開店直後に訪れるお客さんの多さです。

大量に購入する人も多く、お目当ての商品を確実に手に入れるためには、開店前に店の前で待つことが必須となっています。

このような店舗の魅力とは、限られた時間での高い満足度にあるのかもしれません。

これらの店舗を訪れる際は、是非早めの時間を狙ってみてください。