観光ガイドに載っていない!北関東の人気店特集 イット!【しらべてみたら】  20240917

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今回はテレビ番組「イット!」の特集【しらべてみたら】より、北関東の観光地でガイドブックに載っていないにもかかわらず、地元の人や観光客に人気のお店を調査しました。

茨城県大洗町、群馬県みなかみ町、栃木県日光市で、それぞれ隠れた名店に足を運び、どんな魅力があるのか、その内容をご紹介します。

観光ガイドに載ってない!北関東の人気店【しらべてみたら】

目次

茨城県大洗町の隠れた名店「食堂さくら」

オムハヤシ

北関東の人気観光地で、ガイドブックに載っていない名店を探してみると、茨城県大洗町に「食堂さくら」という隠れた名店がありました。

大洗町は年間400万人もの観光客が訪れる人気エリアですが、このお店はまだガイドブックには掲載されていません。

それにもかかわらず、地元の人だけでなく、県外からも多くの常連客が訪れる魅力的なお店です。

大洗町の名店調査で発見された「食堂さくら」

大洗町役場でアンケートを行い、ガイドブックに載っていない地元の名店について情報を集めました。

その中で目立ったのは「ふわふわの卵がのっていておいしい」という評判の一品。

これが「食堂さくら」のオムハヤシなのです。

「食堂さくら」のアクセスと雰囲気

「食堂さくら」は、鹿島臨海鉄道大洗駅から徒歩2分、クリーム色の可愛らしい建物が目印。

店内はカウンターとテーブルを合わせて10席ほどのこじんまりしたアットホームな雰囲気で、地元の人々や観光客で賑わっています。

開店してから5年経つものの、ガイドブックにはまだ掲載されていないという隠れた名店です。

常連客も多い理由は?メニューの魅力

「食堂さくら」には地元だけでなく、栃木から訪れる常連客もいるほどの人気です。

このお店では、以下のようなバラエティ豊かなメニューが楽しめます。

  • ナポリタン(980円)
    自家製トマトソースともちもちしたパスタが相性抜群で、定番の洋食メニューの一つです。
  • アジから定食(1050円)
    アジフライと鶏の唐揚げがセットになった定食です。アジフライは臭みがなく、サクサクとした食感が特徴で、訪れた客からも「今まで食べた中でもトップクラス」と評されています。
  • まぜスパ(1100円)
    魚介系の醤油だれと太麺パスタを絡めた「まぜそば」風のスパゲッティです。期間限定のピリ辛バージョンもあり、常連客に特に人気です。

「食堂さくら」の看板メニュー:オムハヤシ

中でも特に人気が高いのが、オムハヤシ(1000円)

ふわふわの卵と、2日間かけて作られるルーが特徴で、味のバランスが絶妙です。

卵は外側がふんわり、中はとろりとした食感で、一度食べるとやみつきになると言われています。

週末には半数以上のお客さんがこのオムハヤシを注文するというほどの人気ぶりです。

テイクアウトメニューも充実

さらに「食堂さくら」ではテイクアウトメニューも充実しており、オムハヤシはもちろん、600円のボリューム満点のお弁当も人気です。

「蓋からはみ出るほどの量を盛り付けてくれる」というサービス精神も、常連客に愛される理由の一つです。

今後の掲載予定も注目

最近、旅行雑誌の取材を受けた「食堂さくら」。

今後、ガイドブックに掲載される可能性が高く、さらなる人気を呼ぶことはまちがいないでしょう。

食堂さくら(GoogleMap)

群馬県みなかみ町の隠れた名店「めしや天狗」

豚ロース

群馬県みなかみ町は、都心から車でおよそ2時間半の距離にある自然豊かな観光地です。

このエリアにはガイドブックに載っていない名店が数多く存在し、今回、取材スタッフはその中の「めしや天狗」という隠れた名店を訪れました。

「めしや天狗」へのアクセス

「めしや天狗」は、上越新幹線の上毛高原駅から車で約10分の場所にあります。

店の外には赤いのれんがかかっているものの、店名が書かれていないため一見すると見逃してしまいそうな外観です。

このお店は創業35年を迎え、今回が初めての取材です。

店内の雰囲気と特徴

店内は年季の入った木目調のテーブルが並び、お店の名前にもなっている大きな天狗のお面が飾られています。

家庭的な味わいの定食を提供しており、地元では「隠れた名店」として評判です。

特に定食屋が少ない地域で、常連客に長年愛され続けています。

人気メニューのご紹介

「めしや天狗」では、ボリュームたっぷりで美味しい定食メニューが揃っています。

特に以下のメニューが人気です。

  • 肉唐揚げ定食(1200円)
    1口サイズにカットされた豚ロース肉をカラッと揚げた定食。サラダ、漬物、小鉢がセットになっており、食べやすくご飯が進む一品です。
  • 豆腐丼(950円)
    ピーマン、しめじ、玉ねぎを炒めた後、木綿豆腐を加えて、醤油だれと七味唐辛子で味付けされた一品。麻婆豆腐に似た食感が特徴で、ヘルシーながらも満足感があります。

看板メニュー:天狗定食

「めしや天狗」の看板メニューといえば「天狗定食」です。

2日から3日かけて味噌漬けにした豚ロースを、弱火でじっくりと焼き上げた一品で、小鉢や味噌汁がセットになっています。

価格は1100円で、香ばしい味噌の風味が食欲をそそります。

この天狗定食は、「ここでしか食べられない」と多くのお客さんから絶賛され、リピーターが多いメニューです。

常連客の間では「これを食べるために来る」という声も聞かれるほどの人気ぶりです。

口コミで広がる人気

「めしや天狗」は長年、口コミによってその評判が広がってきました。

実はこれまで取材を断り続けてきた理由は、1人で営業しているため、多くのお客さんに対応するのが難しかったためです。

しかし、地元の人々や観光客からの口コミによって自然と知名度が高まり、今では隠れた名店として多くの人に愛されています。

めしや天狗(GoogleMap)

栃木県日光市の隠れた名店「きっかぶ」

焼きそば

栃木県日光市は、世界遺産があることから、海外からも多くの観光客が訪れる人気の観光地です。

そんな日光市でガイドブックに載っていない隠れた名店を探してみると、「きっかぶ」というお店が挙がりました。

このお店は地元の人に愛される名物店で、女将の手塚さんが一人で切り盛りしています。

「きっかぶ」の概要

「きっかぶ」は、東武鉄道鬼怒川温泉駅から徒歩4分ほどの住宅地に位置しています。

一見すると普通の住宅に見える建物に併設されている小さなお店で、店内はカウンターとテーブル合わせて10席ほど。

外国人観光客も多く訪れ、アットホームな雰囲気が漂っています。

名物女将の手塚さん(70歳)は、外国人観光客にも物怖じせず日本語でコミュニケーションを取り、訪れた客に対して親しみやすいサービスを提供しています。

焼きそばが自慢の「きっかぶ」

「きっかぶ」で提供されるのは、昔ながらの焼きそば

中太の特製麺にソース、豚バラ肉、キャベツを絡めたシンプルな料理で、価格は400円です。

また、200円ごとに量を増やすことができ、1番大きな特盛は1000円というボリューム満点のメニューも用意されています。

この焼きそばの最大の特徴は、特製スープにあります。生姜や豚骨など、8種類の素材を半日かけて煮込んだ特製スープを使用しており、この出汁が焼きそばに濃厚で甘みのある優しい味わいを与えています。

初めて訪れたお客さんには、女将から卵をプレゼントするという心温まるサービスもあります。

地元の人々の間では「きっかぶさんの焼きそば」として親しまれており、「ステーキよりも焼きそばの方が好き」という声も聞かれるほどの人気メニューです。

限定メニュー「きっかぶ焼き」

「きっかぶ」には焼きそば以外にも人気の限定メニューがあります。それが「きっかぶ焼き」です。

特製の生地の上にキャベツ、コーン、干しエビなどをのせ、さらに溶き卵をかけたもので、価格はたったの300円。

このメニューはお好み焼きに近い食感と味わいがあり、キャベツのシャキシャキとした食感が楽しめる一品です。

きっかぶの魅力と女将の思い

手塚さんは、41年にわたって「きっかぶ」を切り盛りしてきました。

これまで取材を断っていた理由は「公に出ることが苦手だったから」とのこと。今回取材を受けた理由は「古希を迎え、同級生や地元の人々にまだ頑張っている姿を伝えたい」という思いからでした。

手塚さんは「ふるさとの味として、地元の人々に『きっかぶの焼きそば』を思い出してもらえれば嬉しい」という思いを胸に、これからも多くの人に愛されるこちらお店を続けていくことでしょう。

きっかぶ(GoogleMap)

まとめ

北関東の観光地には、ガイドブックに載っていないにもかかわらず、地元の人や観光客に愛される隠れた名店が数多くあります。

それぞれのお店には、個性豊かなメニューやアットホームな雰囲気が魅力となっており、地域に根付いた味が観光客を惹きつけています。

これからの観光では、ガイドブックに載っていないお店を探してみるのも、新たな楽しみ方かもしれません。

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