イット!【しらべてみたら】新橋・有楽町 探検!昭和レトロなビルの新たな魅力を探る 20220928

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この記事は、テレビ番組「イット!」の特集【しらべてみたら】「探検! “昭和レトロ”なビルの新たな魅力」に基づいています。

東京の中心部には昭和時代からのレトロなビルが数多く残っており、これらの古き良き建物は新しいものに取って代わられつつも、その魅力を失うことなく、今も多くの人々を引きつけています。

本記事では、これら昭和の面影を色濃く残すビルたちが、現代の東京でどのようにして新たな魅力を発信しているのかを詳しく探っていきます。

【しらべてみたら】探検! “昭和レトロ”なビルの新たな魅力

目次

ニュー新橋ビル:昭和から現代へ続く多彩な魅力

JR新橋駅からわずか30秒の距離に位置するニュー新橋ビルは、昭和46年に開業して以来、東京の再開発の象徴として親しまれてきました。

この地にはかつて日本最大の闇市が広がっており、東京都がその再開発を進める中で誕生したのが、このビルです。

ビルの構造と店舗

ニュー新橋ビルは、地下1階から4階までが商店街として賑わい、5階から9階にかけてはオフィススペースが広がっています。

意外なことに、10階と11階は居住スペースとして利用されており、ビジネスと生活が共存する珍しい構造になっています。

約300の店舗がこのビルに入居しており、金券ショップ、革靴の専門店、飲食店など、多岐にわたる業種が集まっています。

美食の宝庫

ビル内には、ユニークな飲食店が数多く存在します。

中でも注目は、アメリカンスタイルを取り入れたベジタリアン

こちらはジュースバーで、キウイやメロンなど、新鮮なフルーツを使用した40種類ものジュースを提供しています。

特に、淡路島の玉ねぎとりんご黒酢を使ったジュース(300円)は、そのさっぱりとした味わいで評判です。

さらに、明治18年創業の老舗洋食店「むさしや」は、バターたっぷりのオムライスに懐かしのナポリタンを添えて、味噌汁も付いて900円で提供しています。

そんな懐かしの洋食メニューを求めて、むさしやは一日に300人もの客で賑わっています。

中には、instagramでも話題のチャーハン専門店も。

また、レトロな雰囲気の「牛かつ おか田」では、210℃の油でわずか30秒で揚げる牛ロース肉が楽しめる「牛ロースランチかつセット(ご飯味噌汁付き)」(1,600円)など、本格的なグルメ体験が可能です。

中には飲食店のみならず、平日昼には150人も訪れるという人気の理髪店も。

文化とエンターテイメント

日中は商店街としての機能を果たしているニュー新橋ビルですが、夜になると一変し、文化活動の場としても機能します。

特に注目は、ビル内で開催されるフラメンコ教室。

狭いスペースながらも情熱的なダンスで、近くで働く女性を中心に、千葉県から通う生徒もいます。

日常と非日常が交錯するニュー新橋ビル

昭和の面影を色濃く残しつつ、現代のニーズにも応えるニュー新橋ビルは、その多様な顔を持つことで、多くの人々に愛され続けています。

ニュー新橋ビル(GoogleMap)

東京交通会館:昭和から現代へ繋がる多様な魅力

東京交通会館は、JR有楽町駅の目の前にあり、1965年、東京オリンピックの翌年に開業しました。

この建物の誕生は、有楽町駅前の再開発計画の一環として行われ、かつては戦後の闇市から発展した、寿司屋横丁と呼ばれる飲み屋街でした。

全国の味が集うアンテナショップ

東京交通会館の最大の魅力の一つは、全国各地のアンテナショップが集まっていることです。

12店舗のショップでは、北海道から沖縄まで、日本全国の名産品を手軽に購入できます。

沖縄そばの専門店では、あばら肉がたっぷりのったソーキそばが人気で、930円で提供されています。

伝統を守る照寿司

交通会館の地下1階では、長い歴史を持つすし店「照寿司」が営業を続けています。

現在は2代目が店を切り盛りし、伝統的な江戸前寿司を提供しています。

こちらの寿司は、シャリに砂糖を使わず、塩と赤酢のみで味付けされ、大将が厳選した中トロやコハダなどの新鮮なネタがその日の味を決めます。

一度食べると、他の寿司が色褪せるほどの贅沢な味わいを楽しめます。

昭和レトロが息づく空間

東京交通会館内には、昭和純喫茶のようなレトロな雰囲気の店「純喫茶 ローヤル」も存在します。

40代から70代のウェイターによる落ち着いた接客が魅力的で、最近では若い人々にも人気があります。

新旧の客層が混在し、コロナの影響を受けつつも賑わいを見せています。

独特のサービスを持つ「とんかつ あけぼの」

東京交通会館内のカツ丼屋「あけぼの」は、行列ができる特に注目の飲食店です。

カウンターのみで提供されるカツ丼は、甘めの割り下とともに、カリカリに揚げたトンカツが特徴です。

店外で注文を受け、席につくとすぐに出来たての食事が提供されるシステムが確立されており、訪れる多くの人々に愛されています。

伝統と現代が交錯する東京交通会館

東京交通会館も、昭和の時代から現代にかけて、多くの人々に愛され続けている場所です。

伝統と現代が交錯するこの施設は、食文化、ショッピング、そして懐かしい日本の雰囲気を今に伝える貴重な空間として、これからも多くの訪問者を引きつけることでしょう。

東京交通会館(GoogleMap)

まとめ

昭和レトロなビルは、過去と現在が交錯する不思議な空間です。

これらの建物が持つ歴史的な価値と現代に適応した新しい取り組みが共存することで、多くの人々にとって魅力的なスポットとなっています。

これからも、その価値を次世代に提供し続けることでしょう。

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