再開発が進む横浜、池袋、渋谷。
目まぐるしく変わる都市の景色の中で、今も昔ながらの味や価格を守り続ける、都会で愛される格安のレトログルメが存在します。
今回は、テレビ番組「イット【しらべてみたら】」の特集をもとに、そのようなレトログルメを提供するお店とその魅力的なメニューを詳しく紹介します。
名物ラーメン500円! 昔ながらの“格安レトログルメ”【しらべてみたら】
横浜の老舗「中華一 龍王」 40年間変わらぬ500円ラーメン
横浜は今なお発展を続ける国際都市ですが、相鉄線横浜駅からわずか1分の場所に、時代の変化を感じさせない特別なお店があります。
その名も「中華一 龍王」。ここは40年以上にわたり、変わらない味と価格で地元の人々に親しまれています。
午前11時の開店時間前から、店の前にはすでにお客さんが長い列を作ります。
そのため開店と同時に店内は満席になります。
ここで提供される人気メニューの一つに、豚足と昆布のスープを使用した伝統のラーメンがあります。
価格はたったの500円で、このおいしさとボリュームであれば、その人気も納得できます。
また、700円で提供される日替わりセット(取材日はレバニラ炒め定食)は、濃い目の味付けが特徴で、ご飯との相性も抜群です。
新潟カラ出張で横浜に来ていたお客さんは、「新潟にもないほどの価格で、シャキシャキの野菜と共に食べ応えがある。」と満足そうに語っていました。
ほかに、中華の定番であるチャーハンは600円。
若い世代からも「めちゃくちゃおいしい」と高評価を受けており、そのボリュームと価格が若者に支持されています。
そして、これも中華の鉄板メニューであるギョーザは6個入りで450円という価格で、日によっては1000個も売れることがあります。
このお店で特に人気のあるのが、600円の横浜名物サンマーメン。
さらに、こちらのお店では、週替わりで一つのメニューが500円になるサービスもあり、取材日はサンマーメンが500円で提供されていました。
この店が45年前から同じ場所で営業を続けている理由は、迅速なサービスによって高い回転率を実現し、多くのお客さんに手頃な価格で食事を提供しているからです。
周辺の様変わりと共に、こうしたお店が残っているのは多くの人にとって嬉しい限りです。
ファンのお客さんは「ずっと営業してほしい」と願っていました。
住所:〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸1丁目5−24 新相鉄ビル 1階
電話:0453192726
営業時間:日、月は11:00~15:50、火~土は11:00~19:50
HP:http://taiyokanko.co.jp/ryuuou/
池袋の「三浦のハンバーグ」、異例の価格維持で話題
池袋は、今後も大規模な再開発が進む予定のエリアです。
しかし、その変わりゆく街並みの中にも、昔ながらの味と価格を守り続けるレトログルメの名店が息づいています。
その一つが「三浦のハンバーグ」です。この店は1年前に現在の地に移転してきましたが、その人気は衰えることがありません。
お昼時には絶え間なく訪れる客足に応え、注文を受けてから焼き始めるスタイルで、ハンバーグを熱々の状態で提供しています。
驚くのはその価格で、ハンバーグ単品が480円、ランチタイムには味噌汁とご飯が付いて600円から楽しめます。
さらに目玉焼きをトッピングしたハンバーグランチは720円と、このクオリティでこの価格は他ではなかなか見つかりません。
また、グリルチキンを組み合わせたランチもあり、こちらは800円で提供されています。
ランチメニューは多様で、10種類以上のトッピングがあり、どれも1,000円以下で選べます。
ソースもデミグラスソース、トマトソースを含む8種類から選べるため、自分好みの味わいを楽しむことができます。
特に女性に人気なのは、クリーミーなアボカドをトッピングしたハンバーグランチで、これも800円とお手頃です。
この店の創業者は、18年前の開店当時から「安くておいしいハンバーグをたくさんの人に食べてほしい」という願いのもと、リーズナブルな価格設定にしました。
現在は2代目店長がその志を受け継ぎ、ほとんど価格を変えることなく運営を続けています。
利益率は高くないかもしれませんが、先代の理念を大切にして、可能な限り多くのお客さんに喜んでもらうために努力をしています。
池袋で見つかる超人気店「三浦のハンバーグ」は、新鮮な合挽き肉を使用したハンバーグを、480円からという驚きの価格で提供しています。
再開発が進むこの地で、変わらぬ価値を提供し続けることで、多くの人々に愛されています。
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目23−9 スタック池袋 3階
電話:0339868929
営業時間:10:30~22:00
HP:https://g754706.gorp.jp/
渋谷の隠れた名店「とりかつCHICKEN(チキン)」、外国人観光客にも人気
渋谷も大規模な再開発が進行中ですが、その中でも40年以上続く格安のレトログルメスポットが存在します。
百軒店商店街にある「とりかつCHICKEN(チキン)」は、1977年に創業して以来、変わらない味と価格が魅力です。
この店はかなりわかりにくい場所にありますが、開店前から行列ができるほど人気があります。
ここで味わえるのは、創業以来愛され続ける肉厚のとりかつ。
とりかつ以外にも、ハムかつやコロッケなど10種類以上の揚げ物を好きな組み合わせで選べるスタイルで、800円から食べられます。
有名人のタモリさんも過去に2回ほど訪れたことがあるそうです。
海外の観光ガイドブックにも紹介されるほどの人気を誇り、外国人のお客さんが急増しています。
特に韓国からの観光客が多く、このお店は韓国では非常に有名です。
韓国の著名な料理人であるペク・ジョンウォンさんがお店を取材し、ネットで紹介したことが反響を呼び、特にカニクリームコロッケが人気を集めています。
留学生の間でもこのお店は人気で、取材日は、「安くておいしい料理に魅了され、すでに半年で4回も訪れている」という学生さんもいました。
こちらのお店で不動の人気メニューはその名も「人気定食」。
とりかつ、ハムカツ、コロッケにご飯と味噌汁が付いて800円です。
60代の男性客は「新しいお店よりも圧倒的にクオリティが高い」と評価しています。
このお店は47年前、店主の母親によって始められました。
作り方や内装もほとんど変わっていません。店主は昔からの常連さんに、「昔と変わらないね。といわれるのが一番うれしい。」と語り、その伝統を大切にしながら、昔ながらの良さを今に伝え続けています。
住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目16−19 都路ビル 2F
電話:0334610298
定休日:日曜日
営業時間:月は11:00~15:00、火~土は11:00~20:00
まとめ
昔ながらの味を守りつつ、手頃な価格で提供し続けるこれらのレトロなグルメスポットは、年代や国籍を問わず多くの人々から愛されています。
都会の真ん中で、時代を超えた味を楽しむことができるのは、まさに貴重な体験です。
皆さんも、機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。
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