遠方からも客殺到!人気の団地グルメが愛され続ける理由とは? イット!【しらべてみたら】 20241024

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メンチカツ

今回は、テレビ番組「イット!」の特集【しらべてみたら】から、「遠方からも客殺到!団地グルメが人気のワケ」に焦点を当ててご紹介します。

古くから団地に根付くグルメ店が、いまや遠方からも多くの客を集めるまでに人気を博している理由を探ります。

この記事では、番組で紹介された千葉、東京、神奈川の3つの団地を舞台に、地域住民のみならず多くの人々を惹きつける魅力の秘密に迫ります。

遠方からも客殺到!団地グルメが人気のワケ【しらべてみたら】

目次

千葉県船橋市・芝山団地「肉のイワシタ」の魅力とは?遠方からも客が訪れる理由に迫る

千葉県船橋市芝山団地にある「肉のイワシタ」は、週末のお昼どきには行列が絶えないほどの人気店です。

飯山満駅から徒歩10分ほどの立地にあり、団地の1階に位置するこのお肉屋さんは、団地内外から多くの客が訪れています。

取材対象24人中21人が団地外の客で、車で20~40分かけて訪れる人もみられました。

番組では、なぜこのように遠方からも訪れる客が多いのか、その理由を詳しく探りました。

店内の売り場構成:全商品エリアと揚げ物エリア

「肉のイワシタ」の店内は2つの売り場に分かれています。

右側はすべての商品が買えるエリアで、そのため行列が長くなる傾向があります。

一方、左側は牛肉と揚げ物専門で、並ぶ時間を短縮できるのが特徴です。

揚げ物エリアには10種類以上の揚げ物が並んでおり、近所から訪れた60代の男性が買ったチキンカツもその一つ。

このチキンカツはなんと20センチの大きさで、価格は120円と驚きのコストパフォーマンス。

国産若鶏を使用し、店内でカラッと揚げられたこのチキンカツは、安くてボリュームもあり、地元民からも愛される一品です。

団地グルメならではの創作メニュー「とんコロ」

「肉のイワシタ」の名物の一つが「とんコロ」。

トンカツともコロッケとも違うこの商品は、茹でたジャガイモとサツマイモを潰し、コロッケの形に整えたものに、自家製タレで味付けした豚肉スライスを巻きつけて揚げた一品です。

価格は145円で、甘みのある芋とタレが染みた豚肉の組み合わせが絶妙と評判です。

初めての味わいと評され、ここでしか味わえない特別なメニューとして多くの人に支持されています。

A5ランクの国産和牛使用!人気No.1メンチカツ

「肉のイワシタ」の中でも、特に人気が高いのがメンチカツです。

団地に住む70代女性が「いつもこれを買う」と話し、取材を受けたある女性も「メンチ最高」と絶賛するほど。

味の秘密は、A5ランクの国産和牛を使用していること。

高級牛肉の切れ端をふんだんに使用しながらも、価格は110円と手頃で、コストパフォーマンスが抜群。

ジューシーで安く、他のどの揚げ物よりも人気の高い商品で、訪れる客の中には、まとめ買いする人もいるほどです。

全商品エリアで大人気の「ガツ刺し」

全商品が購入できる右側の売り場で、行列に並んでまで買われる商品が「ガツ刺し」です。

このガツ刺しはボイルした豚の胃袋を自家製のキムチ味タレで甘辛く味付けしたもので、100グラムあたり156円。

ほどよい甘さとピリ辛さがあり、ご飯のおかずとしてもピッタリと評判です。

新鮮な国産鶏肉・豚肉も充実

「肉のイワシタ」は揚げ物や惣菜だけでなく、生の肉類も充実しており、価格も非常にリーズナブルです。

たとえば、国産若鶏の上ムネ肉は100グラム62円、国産豚肉バラスライスは100グラム170円、手羽元は100グラム60円と安価。

さらに、冷凍されていない肉を提供することで、肉の品質にもこだわっています。

冷凍することで肉が固くなるのを防ぎ、鮮度を保つため、店内には肉を冷凍しないよう呼びかる貼り紙が貼られています。

このこだわりが遠方から訪れる客にとっても大きな魅力となっています。

リピーターを増やす「肉のイワシタ」の工夫とこだわり

新鮮な国産肉や、ここでしか味わえない名物メニューを求め、多くのリピーターがこの店を訪れています。

中には、牛タンの塊肉を購入し、自宅で炭火焼きにして楽しむという人も。

また、岐阜県の郷土料理「鶏ちゃん焼き」に使用する鶏肉を求める客もおり、家庭の味にこだわる人々からも支持されています。

地域密着でありながら、遠方客も惹きつける「肉のイワシタ」の心意気

取材対象者の多くが遠方から訪れていることからも、「肉のイワシタ」の集客力がうかがえます。

店のご主人は「スーパーよりいいものを安く」という姿勢を大切にし、地域に根差した温かい接客とコストパフォーマンスを追求しています。

肉のイワシタ(GoogleMap)

東京都江東区・北砂5丁目団地「三龍亭」人気の秘密とは?

餃子と炒飯とスープ

東京・江東区の大島駅から徒歩15分ほどの北砂5丁目団地にある「三龍亭」は、地元住民や遠方から訪れる人たちに愛されている中華料理店です。

週末には行列ができるほど賑わい、昔懐かしい王道の味を求めて訪れる人が後を絶ちません。

今回は、「三龍亭」の人気メニューや団地ならではの立地条件など、その魅力を詳しくご紹介します。

賑わう店内と親しみやすいテラス席

「三龍亭」では、週末の日曜日のお昼どきには入店待ちの行列ができ、オープンテラス席では家族連れや常連客が集います。

さらに、店内で作られた料理が店頭で惣菜としても販売されており、団地住民だけでなく、遠方からも訪れるリピーターが多いのが特徴です。

例えば、江戸川区や南砂から車で15分かけて訪れる人もいて、「懐かしい味」に惹かれて通うという声もあります。

手作りの「餃子」や「チャーハン」が人気

「三龍亭」の定番人気メニューには、手作りの餃子や昔ながらのチャーハンがあります。

  • 餃子:400円
    餃子は皮から店で手作りされており、もちもちの食感とたっぷり入ったあんが評判です。団地に住む70代の男性も「肉汁たっぷりで美味しい」と話し、訪れるたびに注文する定番メニューになっています。
  • チャーハン:850円
    チャーハンは、卵、チャーシュー、ナルトが入った下町の味わいが特徴です。団地に住む30代男性も「昔ながらの町中華の味が楽しめる」と絶賛しており、チャーハンならではの黄金色とさっぱりした味わいが好まれています。

惣菜コーナーで購入できる「エビチリ」

「三龍亭」店頭の惣菜コーナーで特に人気が高いのがエビチリです。

このエビチリにはプリプリとした歯ごたえが特徴のブラックタイガーが使用されており、100グラム350円で購入可能。

60代の女性も「ここのエビチリでないと満足できない」と話すほど、リピーターが多い商品です。

店内で注文すると1900円とやや高価ですが、惣菜ならリーズナブルに購入できるため、団地内外から多くの客が購入に訪れます。

定番の「中華丼」はリピーターも多数

中華丼は「三龍亭」を代表する人気メニューの一つで、900円で提供されています。

豚肉や白菜、人参、小松菜、きくらげを醤油ベースで味付けし、さらにスープで旨味を凝縮させた一品で、仕上げにうずらの卵がトッピングされています。

江戸川区から足繁く通うリピーターの男性も「中華丼が美味しくて、10回以上は来店している」と話すほど。

中華丼は濃厚な甘みと肉や野菜の旨味が楽しめる一品です。

団地内店舗の利点を活かし、長年愛される「三龍亭」

「三龍亭」は北砂5丁目団地に44年前に開店し、以来、団地住民だけでなく周辺地域からも多くの客を惹きつけてきました。

店主の坊山さんが奥さんや息子さんと共に営むアットホームな店で、団地内での出店を選んだ理由について、坊山さんは「狭い範囲で世帯数が多い集合住宅であうことがメリット」と話しています。

団地特有の立地を活かし、結果的に団地外からも多くの人が訪れる人気店へと成長しました。

中華料理 三龍亭 北砂五丁目店(GoogleMap)

横浜市・洋光台中央団地「PassTime」の人気の理由を徹底解説

ハンバーガー

横浜市の洋光台駅から徒歩2分、洋光台中央団地に位置する「PassTime」は、開店から15年経った今でも人気を集めるアメリカンスタイルのハンバーガー店です。

週末のお昼には店内外に賑わいが広がり、遠方から訪れるリピーターも少なくありません。

ここでは、PassTimeのこだわりのメニューや、団地内に出店するメリットについて詳しくご紹介します。

手作りへのこだわりが詰まった「洋光台ハンバーガー」

「PassTime」の定番メニューである洋光台ハンバーガーは、ドリンクとポテトがセットになって920円と、コストパフォーマンスの良さが特徴です。

マスターの柿木さんは、注文を受けてから1枚ずつ手伸ばしでパティを成形し、焼き台にのせて丁寧に焼き上げます。

このパティには11種類のスパイスが練り込まれ、旨味がしっかりと引き出されています。

さらに、妻の佳織さんが独自に手作りしたパンズは、カリッとした食感と弾力があり、肉厚なパティに負けない味わいに仕上がっています。

バンズ作りの経験がなかった佳織さんは、教室で学んだ後、パン屋で修行し、このハンバーガーにぴったりのパンを完成させました。

自家製ソースと新鮮なレタスをトッピングした「洋光台ハンバーガー」は、バランスの良い味わいで、多くのリピーターに愛されています。

チーズバーガーとダブルチーズバーガーの人気も絶大

洋光台ハンバーガーのパティにたっぷりのチーズをのせたチーズバーガーは、特に女性客からの支持を受けています。

ドリンクとポテト付きで980円と、こちらもリーズナブル。

アメリカンスタイルのボリュームが特徴で、「なかなか他で食べられない味わい」と評判です。

また、男性客に人気のダブルチーズバーガーは、チーズバーガーにさらにもう1枚パティを挟んだ迫力のメニュー。

2歳の子供の顔ほどの大きさがあるダブルチーズバーガーのセットは1280円で提供されており、家族連れからも「めちゃくちゃ安い」と好評です。

コストパフォーマンスの良さでリピーターが続出

PassTimeのハンバーガーは、東京では2000円近くするボリュームのメニューが900~1200円台で提供されています。

コストパフォーマンスの高さに定評があり、「お得感がある」との声も多く、団地に実家があるという世田谷区在住の客や、藤沢から訪れる客もいるほどです。

団地内に出店するメリットと挑戦しやすい環境

洋光台中央団地には、多くの店舗が入っており、団地全体で集客力を高めています。

このため、店主は他の店舗との相乗効果で集客が可能で、「商売を始めるには適した場所」と言います。

また、「保証人がいらず家賃が明確で、新規店舗に挑戦しやすい環境が整っている」と話しており、商業環境として安定していることが人気店としての基盤にもなっています。

PassTime(GoogleMap)

まとめ:団地グルメの人気が続く理由

団地グルメが今も愛され、遠方からも人々を惹きつける理由は、地域密着の温かみとコストパフォーマンス、そして店ごとの独自メニューにあります。

団地は商売のしやすい環境であり、住民同士の信頼関係があるからこそ、店舗も長く愛され続けるのです。

このようなグルメ店は、団地住民だけでなく、多くの人々にとって「わざわざ行く価値のある」食の名所となっているようです。

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