テレビ番組「イット!」の特集【しらべてみたら】「市民会館の食堂に行列!安くてウマいソウルフード」によれば、全国各地の食堂では、地元民に長く愛されているソウルフードが提供されています。
今回はこの特集を基に、なぜこれらのメニューが安くて美味しいと評判で、長年にわたり地元の人々から愛され続けているのかその秘密に迫ります。
地元の味わい深い料理たちを詳しくご紹介していきましょう。
岩槻市民会館内食堂「大手門」:54年愛される理由
地元から愛される歴史ある食堂
最初のお店は、市民会館いわつき内にその存在を誇る「レストラン大手門」です。
インタビューで名前がたびたび挙がるように、この食堂は地元で愛され続けており、実に54年もの間、地域住民に支持されています。
価格と心温まるサービス
店内を一見すると、ほぼ満席状態。
そして、レジの辺りには「値上げしません」という心強いメッセージが。
今の物価高の時代に、このような価格への配慮は多くの客にとって大きな魅力となっています。
大手門の看板メニュー、豆腐ラーメン
この食堂の看板メニューは豆腐ラーメン。鶏と豚ガラからとったスープに絹豆腐を加え、さっぱりとした醤油ベースのスープに片栗粉でとろみをつけたあんをかけて提供されます。
このラーメンは630円という手頃な価格で提供されており、その風味と価格が合わさって、地元の人々に長年愛されています。
客の声
豆腐ラーメンにはリピーターが多く、「辛みもあるけどそれほど辛くない」とか「このトロっとしたのがすごくいいんですよ。お豆腐は健康にいいでしょ」「。つるっと入っちゃう」といった満足の声が聞かれます。
さらに、隣の上尾市や大宮からわざわざ来店する客もおり、「美味しい美味しい。いやもう美味しすぎてみんなに広めたいです。」と熱烈な支持を示しています。
圧倒的な人気
お昼時には店内で食事をしている28人全員が豆腐ラーメンを食べており、レジに並ぶ人も全員がこのラーメンを注文。
実際に訪れる客の約95パーセントが豆腐ラーメンを選ぶというから驚きです。
1日に300食も提供されるこのメニューは、地元で愛されるソウルフードとしての地位を確立しています。
店舗情報:食堂 大手門
住所:〒339-0052 埼玉県さいたま市岩槻区太田3丁目1−1 1階
電話:0487581122
定休日:月曜
営業時間:11:00~14:00
X(旧twitter):https://twitter.com/ootemon_tofu
キッチンABC 南大塚店:オリエンタルライスの秘密
東京大塚の人気の秘密
東京、JR大塚駅から徒歩わずか5分の距離に位置するキッチンABCは、創業から約50年が経過する老舗洋食店です。
開店と同時に満席となるほどの人気ぶりで、お昼時には行列ができることも珍しくありません。
常連客の証言
「週に1回は必ず来る感じ。」と話す常連客がいることからも、その魅力が伺えます。
別の顧客は、「ご飯進みます。このボリュームにしてはすごい。安いな。」とそのコストパフォーマンスの高さを評価しています。
メニューの魅力
キッチンABCのメニューは多彩で、どれもが工夫を凝らした一品です。特に人気なのは以下のメニューです。
- トーク焼肉定食:特製の甘辛ダレで豚ばら肉をしっかりと炒めた焼肉定食は800円。
- チキン南蛮定食:大きめの鶏モモ肉を揚げた後、甘めのタレで味わうチキン南蛮。焼肉と目玉焼きが付いて880円。
- オムライス:トロトロの卵焼きとケチャップライスが組み合わさった定番洋食で、880円。
- ハンバーグ定食:ジューシーなハンバーグにたっぷりのデミグラスソースをかけて、価格は950円。
オリエンタルライスの誕生とその人気
そんなキッチンABCで最も注目を集めているのは「オリエンタルライス」です。
このメニューは、もともとスタッフのまかない料理からスタートしましたが、顧客に提供されたところ大反響を呼び、今では豊島区を代表する一品となっています。
豚バラ肉をニンニクが効いた特製タレで炒めた後、ニラを加えてご飯の上に盛り付け、最後に卵黄をトッピングして完成します。価格は780円。
新メニュー「インディアンライス」
キッチンABCでは新たに「インディアンライス」というメニューも登場しました。
これは豚肉、玉ねぎ、ピーマンを特製ダレで炒め、卵でとじた一品。こちらも780円で提供されており、定番のメニューと同様に地元で愛されています。
店舗情報:キッチンABC 南大塚店
住所:〒170-0005 東京都豊島区南大塚2丁目36−1 1号棟
電話:0339479854
定休日:なし
営業時間:11:00~21:30
HP:キッチンABC
(他に西池袋店、池袋東口店もあります。)
陽気軒のジャンボ餃子:群馬の驚異のサイズ
老舗の味が集う場所、陽気軒
群馬県高崎市に根付く町中華、陽気軒は創業から62年の長い歴史を誇ります。
開店直後から満席になるほどの人気で、その魅力は「値段も安くて、本当にリーズナブル」と多くのお客さんに愛されています。
コストパフォーマンスが魅力のメニューたち
陽気軒では、以下のようなリーズナブルでボリューム満点のメニューが客を惹きつけています。
- ネギラーメン:自家製の太ちぢれ麺に醤油味のスープ、たっぷりのネギとチャーシューを加えた一杯は400円。
- 野菜炒め:豚肉、もやし、キャベツ、ニラを強火で炒めた、味も価格も満点の一皿は400円。
- 玉子丼:ふわふわトロトロの玉子を特製のたれで仕上げた丼は350円。
- チャーハン:卵とご飯をパラパラに炒めた、食べ応えのある二段重ねのチャーハンは550円。
- 唐揚げ:ジューシーな唐揚げ5個入りが550円。
- あぶり焼きチャーシューメン:分厚いチャーシューを4枚ものせた醤油ラーメンで、豪華さと味わいのバランスが絶妙で850円。
ジャンボ餃子:店の看板メニュー
陽気軒の看板メニュー、ジャンボ餃子は、客の9割が注文するというから驚きです。
1個130グラム、子供の顔ほどの大きさで、1日に約800個売れる人気ぶり。
5個で500円、ネギラーメンとのセットで650円という価格も魅力的です。
このジャンボ餃子は、「おいしい」とシンプルながら強い支持を受けています。
長年の愛され方
陽気軒は15年間通い続ける夫婦や、子供の頃から通う50代の常連客など、世代を超えて愛され続けています。特にジャンボ餃子は、「これが目当てで」と言わせるほどの引力を持ち、家族連れや女性客にも人気です。
店舗情報:陽気軒
住所:〒370-2134 群馬県高崎市吉井町塩川37−4
電話:0273877082
定休日:なし
営業時間:11:00~19:30
まとめ
今回取り上げた各店舗のソウルフードは、どれもその地域に根ざした歴史と文化が色濃く反映されています。
これらの料理が多くの地元民に愛され、観光客にも人気がある理由は、その味の良さと共に、各地の食文化を象徴しているからに他なりません。
これらのメニューは、訪れた際のリストに加えておきたい逸品です。
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