川島明「ねごと」で語ったオンエアバトルの因縁 トータルテンボスの“かぶせ”回想と視聴方法

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川島明「ねごと」で語ったオンエアバトルの因縁

お笑いコンビ「麒麟」の川島明さんが、TBSラジオ「川島明のねごと」で昔“めっちゃ嫌いだった”コンビの話をしました。

きっかけは、NHKの人気ネタ番組「爆笑オンエアバトル(オンバト)」の思い出クイズです。

放送では、トータルテンボスが初登場のときに、麒麟の“低い声のあいさつ”にかぶせたエピソードや、その回で麒麟が落選した悔しさまで語られました。

さらに、オンバトの最多出場コンビが「号泣」(島田秀平さん・赤岡典明さん)で32回という事実も紹介され、当時の番組の“記録”が改めて注目されました。本記事では、

  • 川島さんが語った発言の要点
  • トータルテンボスの“かぶせ”の流れと当時の空気
  • 「号泣」32回という“数字の重み”
  • そして今回の放送を聴くための方法
    を、順番に整理していきます。

もはや浸透しすぎて説明不要だと思いますが、「かぶせ」とは、ネタや言い回しにわざと重ねて笑いを作るテクニックのことです。うまく決まると会場が一気に温まりますが、やり方次第でダメージをうける場合もあります。

目次

川島明「ねごと」最新回の概要と発言の要旨は?

今回の放送では、ゲストにタイムマシーン3号が来て、NHK「爆笑オンエアバトル(オンバト)」にまつわるクイズで盛り上がりました。

そこで川島さんは、オンバト時代の出来事として、「めっちゃ嫌いだった」コンビがいたと正直に話しました。

相手の名前はトータルテンボス。理由は、麒麟の“低い声のあいさつ”にかぶせられ、その回で麒麟が落ちてしまったからです。

お客さんは、最初の15〜30秒で「面白そう」かを決めがちです。

ここで笑いが起きると、頭の中に「この人たちは面白いはず」という期待(ハロー効果)が生まれ、後のネタも笑いやすくなります。

逆に、出だしでモタつくと、同じネタでもハードルが高くなります。
だから、トータルテンボスの“かぶせ”がガツンとウケた回は、会場の期待がそちらに流れたのではないでしょうか。

NHK「爆笑オンエアバトル」と麒麟の当時ポジション

爆笑オンエアバトル通称オンバトは、会場のお客さんの判定(ボール)でオンエアか落選かが決まる、シンプルでシビアな番組でした。

麒麟は低音の語り口と言葉選びで世界観を作るタイプ。

ウケれば一気にハマるけれど、つかみで空気をつかみ損ねると苦しい場面もあるスタイルでした。だからこそ、最初の一手(つかみ)がとても大事だったのです。

オンバトは“審査員”がいない代わりに、観客の反応がダイレクトに数字化されます。会場を温める順番直前の組の空気に左右されやすいのも特徴でした。

トータルテンボス初登場とかぶせエピソードの経緯

トータルテンボスが初めてオンバトに出た回で、麒麟は4回目の出場

麒麟の代表的な“低い声の自己紹介”に、トータルテンボスが「トータルテンボスです」とかぶせたところ、これがドカンとウケました。

会場の空気は一気にトータルテンボスに流れ、その回で麒麟は落選。川島さんは「めっちゃ嫌いだった」と当時の正直な気持ちを告白しました。

ただし、これは若手時代のガチ勝負ゆえの“悔しさ”で、いまは笑って話せる思い出として語られています。

当時の舞台裏では、トータルテンボス側にも「初登場で爪あとを残したい」という切実さがあったはずです。若手同士の“生存競争”のなかで、つかみの工夫は避けて通れなかった、と考えられます。(オンバトのシステム上、初見で強い印象を残した方が有利になりやすいため)

その回で麒麟が落選に至った背景と川島さんの心境

落選の直接の原因は観客ボールの不足ですが、その真剣勝負で、

  • 麒麟のつかみをトータルテンボスにかぶせられた
  • 麒麟が落選、かぶせたトータルテンボスが合格した

ことにより、川島さんは「ショックで本気で落ち込んだ」と話し、まだ話したこともない相手を“嫌い”と思ってしまうほど悔しかったと振り返りました。

いまの川島さんはMCとして多くの芸人を見ているので、当時の自分の未熟さも含めて笑えるようになったのだと受け取れます。

オンエアバトル最多出場「号泣」32回という事実

オンバトの最多出場者は?というクイズの正解は、コンビ「号泣」(島田秀平さん・赤岡典明さん)の32回出場。長く出続けるには、単に面白いだけでなく、

  • 安定して会場の空気に合わせる力
  • ネタの引き出しの多さ
  • トラブルへの対応力
    が必要です。数字が示すのは、継続して戦い続けた能力現場対応力の高さだといえます。

島田秀平さんは現在手相で有名ですが、もともとはお笑いコンビです。

号泣」は、当時よく練られた漫才を披露していました。ネタの発想も他と一線を画していました。

当時私もみていましたが、笑う、というよりもはや「うーん」と感心させられるネタが多かった印象です。

2001年、2003年、2005年のM-1準決勝進出という結果もその実力を証明しています。

タイムマシーン3号が掘り起こした“オンバト記憶”

今回のラジオでは、同じオンバトに参加していたタイムマシーン3号がゲストだったことで、川島さんの「かぶせられて落ちた」話も、笑いとリアルの両方で受け止められたようです。

オンバトはお笑い番組として一時代を作り、そうそうたるメンバーが参加していたので、「ボキャブラ天国」や「レッドカーペット」のように、今後もラジオやテレビで定期的に掘り起こされるでしょう。

オンバトは合格しなければ放送されない、というシビアな面がほかの番組と異なり、まさに真剣勝負という感じでした。

今回の「川島明のねごと」の放送回はどこで聴ける?

今回の「川島明のねごと」の放送回は様々な視聴方法がありますが、Youtubeでも視聴可能です。

タイムマシーン3号と「爆笑オンエアバトルクイズ!」(Youtube)

ミニケーススタディ “かぶせ”が効くパターン/効かないパターン

どうでもいいことですが、お笑い番組においてかぶせが効く/効かないパターンを考えてみました。

効くパターン

  • 直前の組の“強いフレーズ”を優しくイジる(敵対ではなく“遊び”に見える)
  • その後のネタ本編が別ラインでちゃんと面白い(かぶせはあくまで入口)
  • 会場が温まりつつあるタイミング(開演直後やトリ前など)

効かない/危ないパターン

  • 相手の持ち味を真似で上書きし続ける(失礼に見えがち)
  • かぶせだけで本編の面白さに繋がらない
  • 会場がまだ硬いのに、強めに踏み込む(引かれやすい)

“かぶせ”はスタートダッシュ用のブースターです。エンジン(本編)が強くないと勝てません。

他人の“型”をマネするだけのかぶせは炎上リスクもあります。リスペクトが必須です。

まとめ

麒麟・川島明さんが「ねごと」で語った“オンバト因縁”は、トータルテンボスの“かぶせ”で会場をつかまれ、麒麟が落選した回の悔しさでした。

番組内では、最多出場コンビが「号泣」で32回という事実も触れられました。

  • 川島さんの“めっちゃ嫌いだった”発言は、若手時代のガチ勝負で生まれた悔しさの記憶でした。
  • トータルテンボスの“かぶせ”は、会場を一気につかむつかみの強さを示す出来事でした。
  • 号泣の32回出場は、安定して空気を合わせる力があった証拠です。
  • タイムマシーン3号の参加で、オンバト世代のライブ実感が伝わる回になりました。
  • 視聴はYoutubeで可能です。

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