中村雅俊さん　デビュー作で失敗？　「太陽にほえろ！」でのボスとの思い出

現在も多方面で活躍中の中村雅俊さん。

そんな中村さんですが、テレビデビュー作はあの不朽の名作「太陽にほえろ！」。

レギュラー刑事としては名を連ねていませんから、ゲスト出演であることは間違いありません。

そんな大事なデビュー作「太陽にほえろ！」ですが、あろうことか中村さんは大失敗をしてしまったとか。

いったいどんな失敗をおかしてしまったのでしょうか。

この記事ではその詳細についてお話しします。

中村雅俊さんのテレビデビューと「太陽にほえろ！」での思い出

中村雅俊さんは、1974年の「太陽にほえろ！」第84話「人質」でのゲスト出演を通じて、テレビドラマデビューを果たしました。

彼のデビューは、文学座の先輩である松田優作さんの推薦により、プロデューサー岡田晋吉に認められる形で実現しました。

このドラマは、日本の刑事ドラマの金字塔であり、個性豊かな刑事たちの活躍が描かれました。

中村さんはこの大事なデビュー作「太陽にほえろ！」の撮影初日に、2時間半遅刻し、石原裕次郎さんを待たせてしまったというのです。

実はこの遅刻、中村雅俊さんのせいじゃなくて、撮影は次の日であると中村雅俊に間違って伝えていたスタッフのせいだそうです。

本来撮影日である当日、中村雅俊さんは仲間たちと麻雀をしていたそうで、そこに中村さんを探す電話がかかってきて、急いで撮影現場に向かったのだとか。

当然ですが、当時の大スター石原裕次郎さんをはじめ、キャストは全て先輩ばかり。
仲村さんが慌てたのは想像に難くありません。

現場に到着してまっすぐに石原さんのところに向かい、「すいませんでした！」と謝った中村さん。

ですが石原さんは怒るっでもなく、「おぅ」と答えておわり。

この時の石原さんの寛大な対応が、中村さんにとって忘れられない思い出となっているようです。

反対に当時のプロデューサーにはこの件を今でもいじられるのだとか。

ちなみにこの第84話「人質」、DVD化されています。

こんな裏話を知ってみると面白いですね。