鹿児島県民が教える鹿児島のおすすめ観光スポット（フェリーで桜島へ行こう！）

鹿児島のシンボル桜島。年間数千回も爆発を繰り返す活火山です。

モクモクと噴煙を上げる桜島に観光客の方は驚かれると思います。そんな時は鹿児島市民の動向をチェックしましょう。「また爆発してるなー。」と呑気に構えているに違いありません。

そうなんです。鹿児島市民にとって、爆発は日常茶飯事なのです。

ただ、風向きによっては多くの噴煙が鹿児島市内に降り注ぐこともあります。鹿児島市内は、火山灰を捨てるためのビニール袋を配布しており、市内至るとことに、それを集める集積場もあります。

そんな桜島、登れないの？と思う方も多いでしょう。桜島は一般の方は4合目まで行くことが可能です。

車がなくても「サクラジマアイランドビュー」という桜島を巡回するバスがありますので、今回はこのバスで４合目を目指しましょう。1周60分程度の工程で、30分間隔で運行しています。1日乗車券も販売しています。

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桜島フェリー

鹿児島市内からはまずはフェリー乗り場へ移動してフェリーで桜島へ渡ります。

天文館から出発するのであれば、徒歩でも20分ほど、バスを使えば10分ほどで桜島フェリー乗り場に到着します。

桜島フェリーは15〜30分間隔、徒歩の他に車両乗り入れも可能です。航行時間は15分程度。なんと24時間運行しています。

フェリーの中には「やぶ金」という有名な立ち喰いうどん屋さんがあり、私は往路か復路いずれかで必ず食べています。

航行時間が15分ですので、食べるならお早めに。
お店の方に断ってちゃんと返却すれば、船内どこでも持っていって食べられます。ただしやけどにはご注意ください。また、ホームページやグルメサイト上でや営業時間が異なっているようですので事前にご確認を。お昼前後ならまず大丈夫なようです。

天気のいい日に甲板で海の気持ちいい風を受けてきれいな景色を見ながらうどんをすする、なんていうのもいいものです。

桜島に着いたら桜島アイランドビューバスに乗ります。

時間帯によっては、同じようにフェリーからの観光客の方々がそのまま流れてるので、混雑するようです。

桜島には大正の噴火の際に埋没した、黒神埋没鳥居という観光スポットがありますが、そちらはフェリー乗り場から18kmほど離れており、サクラジマアイランドビューのルートには入っていませんのでご注意ください。桜島定期観光バスか、路線バスなら行くことは可能です。

サクラジマアイランドビューで今回降りたのは2箇所。

赤水展望広場。長渕剛さんがオールナイトコンサートを開いた跡地です。

そして湯之平展望所。こちらが一般の方が入れる最高地点の展望所です。

やはりこの迫力はここに来なければ味わえません。

さて、サクラジマアイランドビューですが、バス停によって数分停まってくれる場所があります。

上記2箇所は、記念写真を撮って同じバスに乗ることができました。

巡回バスは観光バスと違いお客様が乗降したらすぐに発車するのが当たり前ですので、本来は写真などを取って同じバスに乗る、というのはできないのですが、こうやって待ってくれるバス停を設定してくれているのはバス会社さんのご厚意だと思います。たいへんありがたいです。ただし、すべてのバス停で待ってくれるわけではないのでご注意ください。

桜島フェリー乗り場近くの海岸線には、日帰り入浴できる桜島マグマ温泉や、100mの足湯がある桜島溶岩なぎさ公園、小さな博物館の桜島ビジターセンター、溶岩に囲まれた遊歩道などなど、他にも見所はいっぱいです。

桜島は1日過ごせる観光地です。

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