マクドナルド紙ストロー終了は11/19　新ストローレスフタの開け方・こぼれ対策・対象外ドリンク・レジ袋95％切替まとめ

マクドナルドは11月19日から、コールドドリンク（紙カップ）のフタをストローなしで飲める新フタへ順次切り替えます。

素材はリサイクルPET（rPET）100％。

rPET：使用済みのペットボトルなどを回収して再び材料にした再生プラスチックです。新しく石油から作る量を減らせます。

3年以上の開発で、簡単に開くのに持ち運びで勝手に開きにくい構造、炭酸の噴き出しに配慮したデザインがポイントです。

紙ストローは順次終了ですが、子ども用やシェイク・フィズ・フロート、フラッペ、スムージーはストロー提供が続きます。

あわせて、持ち帰り用レジ袋はバイオマスプラ95％へ全国展開します。

バイオマスプラスチック：サトウキビなど植物由来の原料を一部に使うプラスチックです。石油資源への依存を下げられます。

いつからどこまで：11/19から全国順次

• 開始：2025年11月19日（水）。全国で順次切り替え。店ごとに開始日は前後する見込みです。
• 対象はコールドドリンクの紙カップ。紙ストローは切り替えに伴い順次終了になります。

どのドリンクが対象：紙カップのコールド中心

紙カップで提供する通常のコールドドリンクが新フタ対象です。

例外の整理：子ども・シェイク・フィズ・フロートはストロー提供

• 子どもが飲食する場合やハッピーセット…ストロー提供。
• マックシェイク、マックフィズ、マックフロート、フラッペ、スムージー…ストロー提供のまま。

新フタの開け方と飲みやすい角度

以下の点に注意するとよいでしょう。

• 開け方：飲み口のタブを手前側からゆっくり押し上げる。カップはまっすぐ持つ。
• 最初の一口：特に炭酸は角度を浅め（少し傾ける程度）で、勢いよく吸い込まない。
• 歩き飲み：段差・振動で液面が揺れやすいので、一度止まってから飲むのがおすすめ。
  （構造は簡単に開き、持ち運びで勝手に開きにくい設計。炭酸の噴き出しにも配慮あり）

テイクアウト/デリバリーのこぼれ対策

• フタの飲み口が完全に閉じているか受け取り時に確認。
• 炭酸飲料は揺らさない：車内や配達バッグの振動で内圧が上がりやすい。置き位置は平面・垂直。
• 最初の開栓は静置後に：移動直後は20〜30秒待ってからタブを開けると安心です。
  （新フタは不用意に開かず、炭酸の噴き出しを抑えやすいデザインになっています）

シチュエーション別のコツ

ドライブスルー

• 受け取り時に飲み口タブが閉じているかを一度だけ確認します。
• カップホルダーは水平・垂直をキープします。
• 到着後すぐは開けず、30秒ほど静置してからタブをゆっくり開けます。

歩き飲み

• 段差やエスカレーターは液面が揺れやすいです。一度止まってから一口が安心です。
• 最初は浅い角度で少しずつ。勢いよく飲まないほうが安全です。

子ども連れ

• 注文時に「子ども用ストロー希望」と先に伝えるとスムーズです。
• カップは両手で持つ／座って飲むのが基本です。

デリバリー

• 受け取り後は袋から出して平らな場所に置く→20〜30秒静置→タブを開けます。
• 炭酸は最後に開けると、噴き出しのリスクを下げられます。

トラブル時のひと言

• ストローが必要な事情があるとき
  「飲みやすさの都合でストローが必要です。ご対応いただけますか？」
• 飲み口の閉まりが不安なとき
  「飲み口のロックが閉じているか、確認していただけますか？」

受け取り前チェックリスト

• カップの向きがまっすぐになっている
• 飲み口タブが閉まっている
• 複数個なら上に荷物を重ねない
• 炭酸は最後に開ける（揺れ直後は少し待つ）

紙ストロー終了の理由：プラ削減と3年以上の開発背景

• 目的：バージンプラスチック削減と使い勝手の両立。
• 背景：3年以上かけて開発。rPET100％を採用。

素材と安全性：rPET100％フタの特長

• 素材：使用済みPETボトル由来のリサイクルPET100％。
• 特長：ごくごく飲める開口性と不用意に開きにくい保持性の両立。炭酸対応の配慮あり。

レジ袋95％バイオマスへの切替：時期と影響

• バイオマス95％のレジ袋を11/19から全国順次に切り替え。
• 2025年5月に長崎県で先行導入。使用感・耐久性は従来と同等との検証結果を得ました。

比較早見：旧フタ／紙ストロー／新フタ

• 飲みやすさ：紙ストロー（吸い心地が気になる声も）⇨ 新フタ（直飲みで量を調整しやすい）。
• 持ち運び：旧フタ（ストロー穴から漏れやすい）⇨ 新フタ（不用意に開きにくい設計）。
• 環境配慮：紙ストロー（プラ削減）＋新フタはrPET100％採用でバージンプラ削減に寄与。

かんたん比較メモ（旧フタ／紙ストロー／新フタ）

• 飲みやすさ
  旧フタ：ストロー必須／量の調整はしやすい
  紙ストロー：環境配慮が強いが、吸い心地が気になる場合あり
  新フタ：直飲みで量を調整しやすい、タブで開閉が簡単
• 持ち運び
  旧フタ：ストロー穴から漏れることがある
  新フタ：不用意に開きにくい設計で持ち運びに配慮
• 環境面
  紙ストロー：プラスチック削減
  新フタ：rPET100％でバージンプラスチック削減に寄与

よくある質問（Q&A）

いつまでに全店切替？

順次切替のため店舗差があります。目安は11/19以降に順次。

ストローが必要な事情がある場合は？

子ども向けは提供あり。その他の事情は注文時に店員さんへ相談**を。例外ルールは店舗判断に左右されることがあります。

炭酸は噴き出さない？

デザインで配慮されていますが、揺れ直後の開栓は控え、静置してから開けると安心です。

車内でこぼさないコツは？

ホルダーは水平・垂直を保ち、走行直後は30秒静置してからタブを開けます。最初の一口は浅い角度でゆっくり飲むと安心です。

まとめ：買う前と受け取り時に確認する3点

1. 対象・例外の確認：通常のコールドは新フタ。子ども・シェイク・フィズ・フロート・フラッペ・スムージーはストロー提供。
2. 持ち運びの姿勢：垂直・平面で揺らさない。移動後は数十秒静置してから開ける。
3. 開始時期：11/19から全国順次。店舗で開始日や在庫状況が前後することを想定。